コミュニティバスの利用について(令和6年5月1日受付)
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令和6年5月1日受付

ご意見・ご提言の要旨
広報の「コミュニティバスを利用してください」は、利用者を増やす効果はないのではないか。
そもそも利用者が少ない原因をどう分析していますか。またその解決のためにどんな取り組みをしていますか。
また、高齢者ドライバーの事故が増える中、免許返納は最重要課題だと思いますが、一方車がないと不便な地域なのでバス運行は非常に意味があると思います。何か免許返納を促すための取り組みをしていますか。

回答の要旨
貴重なご意見ありがとうございます。
コミュニティバス事業は、市民生活に大きく関わる事業となりますので、毎月の利用状況等を「広報いなざわ」で市民の皆さんにお知らせしているものです。
バスの利用者数については、令和2年度に大きく減少しましたが、コロナ禍を要因とするものであったと考えております。これまでにも路線の見直し等を行っており、単純な比較は難しいものの、令和4年度以降は徐々に回復傾向にあると言えます。
市といたしましても、より多くの方にご利用いただくためには、増便して利便性の向上を図ることが有効な方策の一つと考えるところですが、運行便数を増やすためには、現在の路線を大幅に短縮させるか、複数台の車両の追加が必要になると見込まれ、利便性の向上と市の財政負担のバランスを考慮しますと実現は難しい状況です。
また、昨今では全国的にバスやタクシーの運転手不足が深刻化しており、本市でも大きな課題となっております。
次に、コミュニティバスの利用促進に関する取り組みといたしましては、高齢者(75歳以上)等の外出支援事業である「稲沢おでかけタクシー」の申請手続きの際に、窓口にてバスの利用案内も行っております。
また、運転免許証を自主返納された高齢者(65歳以上)に対する支援といたしまして、コミュニティバスの無料乗車券を交付しております。
今後もより良い地域公共交通の実現に向けて取り組んでまいりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。

担当課 総務部 総務課
注意:上記の内容は回答した時点でのものであり、回答以降内容が変わる場合があります