プラスチック製容器包装
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稲沢市では、最終処分量を減らし、リサイクルを推進するため、プラスチック製容器包装の収集を週1回実施しています。
プラスチック製容器包装の収集は容器包装リサイクル法に基づき、プラスチック製の容器・包装のみを対象として集め、リサイクルしています。対象となるものには、基本的にプラマークがついていますので、分別に迷ったら下のフローチャートを参考にしてください。(資源とごみの分別辞典12ページにも記載されています。)
対象となるもの
このマークが目印です。プラスチック製容器包装とは、主に食品や日用品を購入したときに使われているプラスチック製の容器や包装で、使い終わったときに不用になるものです。主な品目は次のとおりです。これらのものをひとまとめにして出してください。
※マヨネーズ・歯磨き粉などのチューブ類は、可燃ごみに出してください。(汚れを取ればプラスチック製容器包装です。)
カップ・パック類
- カップ麺、カップスープなどのカップ
- プリン、ヨーグルトなどのカップ
- たまご、豆腐、しめじなどのパック
- コンビニ弁当、惣菜などのパック
トレイ類
- 野菜、惣菜、生鮮食品などのトレイ
- 珍味、菓子などのトレイ
袋・ラップ類
- 菓子などのポリ袋、フィルム状の包み
- スーパーのレジ袋
- トレイのラップ
その他
- びんやペットボトルなどのプラスチック製のふた
- 果物などを包んだ発砲スチロール、ネット
- 家電製品などの発砲スチロール製の緩衝材
※粒状のものはリサイクルできませんので、可燃ごみに出してください。
ボトル類
- シャンプー、洗剤、ドレッシング、乳酸菌飲料などのボトル
※洗えないもの、汚れの取れない場合は、可燃ごみに出してください。
対象外のもの
CD・ケース 皿・茶わん 生ごみ 包丁・ナイフ はさみ 注射器(在宅医療器具)
空き缶 使い捨てライター スプレー缶 ゴム手袋 木の葉・枝
- 【商品そのもの】洗面器、バケツ、プラスチック製のおもちゃ、ライターなどや在宅医療系廃棄物は、不燃ごみ(軟質系は可燃ごみ)に出してください。
- 【ペットボトル】ラベルに「PET1」のマークがついているボトル(リサイクル資源分別収集のペットボトルに出してください)
※特にボトル類・チューブ類など洗えないもの、汚れの取れない場合は、可燃ごみに出してください。
リチウムイオン電池が火災の原因になっています!
電池が含まれるプラスチック製品は、中身を使い終わったあとに不要になる容器・包装ではないため、プラスチック製容器包装の対象ではありません。しかし、誤ってリチウムイオン電池を含む製品が出されてしまうことがあります。
リチウムイオン電池が混入してしまうと、取り除く事が極めて難しくなります。その理由は、乾電池等は磁石に付くので、リサイクル工程で除去しやすいのですが、リチウムイオン電池を含む電子機器は磁石に付かないものが多く、除去することが難しいためです。また、一度発火してしまうと、周りには燃えやすいプラスチックがあるので、なかなか消火できません。
リチウムイオン電池を含む製品は、公共施設に設置してある小型家電回収ボックスに出してください。
※詳しくは日本容器包装リサイクル協会のWEB動画:プラスチック製容器包装に危険な異物を混ぜないで!をご確認ください。
プラスチック製容器包装の出し方
- 中身を使い切る。
- 食べ残しなどは、水でゆすぐか、ふき取ってください。
- ボトル・チューブ類などフタをはずして洗浄、またはふき取ってから出してください。
内容物等の液ダレが無いようにしてください。 - プラスチック製容器包装の指定ごみ袋に入れ、袋の口をしばって出してください(種類で分ける必要はなく、1つの袋にまとめて出してください。)
- 出していただく場所は、従来のごみ集積場所(不燃ごみの集積場所)です。プラスチック製容器包装の収集日当日の朝に出してください。
※指定ごみ袋は、最寄のスーパー、ホームセンターなどの小売店でお買い求めください。
※プラスチック製容器包装の基本的な考え方については、日本容器包装リサイクル協会のWEB動画から確認することができます。
リサイクルに適さないものが混ざっています!
平成30年度は、約1,609トンのプラスチック製容器包装を分別収集することができましたが、選別等中間処理後に再商品化工場で扱われる材料となったもの(再商品化適合物)は、約1,471トンでした。約9%が再商品化に適さない汚れたプラスチック容器や異物等であったことになります。
品質検査について
収集されたプラスチック製容器包装は、リサイクル施設に引き渡される前に、検査機関により毎年、品質検査が行われますが、その結果、再商品化に不適合と判断されると翌年度の再商品化事業者への引渡しが困難になります。
検査の際の品質基準では「保管時の衛生対策から、食品残渣等の付着がないよう洗浄および拭き取る等で容易に付着物を除去できるものについては、付着物を除去した後に排出するとともに、付着物により汚れているものについては排出しない」こととなっておりますのでご注意ください。
プラスチック製容器包装を排出される際には、マナーを守り、できる限りきれいにして出していただきますようお願いします。
なお、市民の皆さんに分別していただいたプラスチック製容器包装のゆくえは、日本容器包装リサイクル協会のホームページから確認することができます。