雨水流出抑制施設設置補助
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市内の浸水被害の軽減を図るため、雨水流出抑制施設を設置する方に対し、補助金を交付します

令和7年4月からオンライン申請(電子申請)に対応しました
申請、変更申請および完了報告を、窓口に来庁して行うだけでなく、自宅のパソコンなどで行うことができるようになりました。
オンライン申請を行う場合は、提出書類のデータを用意して、下記をクリックしてください。
※オンライン申請では、「設置場所の位置図」と「様式第2 誓約書」を用意する必要がありません。
※オンライン申請を行う際に、疑問点などがありましたら、治水課(電話番号:0587-32-1389)までご連絡ください。
- 申請はこちら別ウィンドウで開く
- 変更申請はこちら別ウィンドウで開く
- 完了報告はこちら別ウィンドウで開く

補助金申請をされる方へ

注意事項
- 必ず購入・設置する前に申請してください。申請を行わずに購入・設置した場合、補助することができません。

補助金の仕組みを動画で解説します

雨水流出抑制施設設置補助とは
頻発する豪雨により川や水路があふれ、氾濫することを防ぐためには、雨水を貯めたり、浸透させることで、川や水路に流す水を減らすことが重要になります。
そのため、稲沢市では、雨水を貯留する雨水タンク(雨水貯留槽)と雨水を浸透させる浸透桝を設置する方に、補助金を交付する制度を設けています。
※業者に工事の依頼をせず、申請者自ら設置する場合も、補助対象です。
※詳しい補助対象要件は添付ファイルの稲沢市雨水流出抑制施設設置補助金交付要綱をお読みください。

雨水タンク(雨水貯留槽)

雨水タンク設置写真1

雨水タンク設置写真2


雨水タンク(雨水貯留槽)とは
雨どいに流れる雨水の一部をタンク内に流し込み、雨水を貯留する施設です。

効果やメリット
- 限られたスペースに比較的簡単に設置できます。
- 貯めた雨水は、樹木への散水や洗車などに利用でき、水道代の節約になります。
- 災害時に、トイレの排水に活用するなど、貴重な生活用水になります。
- 雨水を貯めることで、川へ流す水を減らし、洪水になりにくくします。

補助対象の条件
- 100ℓ以上貯留できること
- 貯留した雨水を取水する設備を設置すること
- オーバーフロー(水があふれる)対策をすること

浸透桝


浸透桝とは
穴が空いた桝の底や側面に砕いた石を敷き詰め、集水した雨水を地中に浸透させる施設です。

効果やメリット
- 限られたスペースに比較的簡単な工事で設置できます。
- 家の新築・改築のときに配管工事と併せて設置することができます。
- 雨水を地下にゆっくり浸透させることで、川へ流す水を減らし、洪水になりにくくします。

補助対象の条件
- 内径150mm以上の透水性の桝材を使用すること
- 浸透桝の各外面から100mm以上を20mm以上40mm以下の砕石で覆うこと
- 砕石の外周面を透水シートで覆うこと
- 底面に50mm以上の砂層を設置すること

補助金額

雨水タンク(雨水貯留槽)
貯留量区分 | 補助率 | 補助限度額(1基あたり) |
---|---|---|
100リットル以上300リットル未満 | 購入・設置費総額の3分の2 (千円未満切り捨て) | 20,000円 |
300リットル以上 | 購入・設置費総額の3分の2 (千円未満切り捨て) | 40,000円 |

浸透桝
規格区分 | 補助率 | 補助限度額(1基あたり) |
---|---|---|
内径150mm以上 | 工事費総額の3分の2 (千円未満切り捨て) | 10,000円 |
※雨水流出抑制施設設置補助金は、雨水タンク(雨水貯留槽)と浸透桝を合わせて、一団の土地につき10万円までです。

申請の手続きについて

Step1 補助金を申請する
提出書類
- 様式第1 稲沢市雨水流出抑制施設設置補助金交付申請書
- 設置場所の位置図
- 配置平面図等
- 構造図
- 見積書の写し
- 様式第2 誓約書
- 未納税額のない証明書
※詳しくは下記添付ファイルの「申請必要書類チェックリスト」および「記入例」をご覧ください。
※「様式第2 誓約書」は自署してください。
※「未納税額のない証明書」は、課税課で発行できます。オンラインでも発行できますので、希望する場合は、下記をクリックしてください。
※申請後、内容に変更があれば、「様式第4 稲沢市雨水流出抑制施設設置補助金変更承認申請書」を提出してください。

Step2 事業完了を報告する
提出書類
- 様式第6 稲沢市雨水流出抑制施設設置事業完了報告書
- 請求書または領収書の写し
- 完了図面
- 完了写真
※詳しくは下記添付ファイルの「申請必要書類チェックリスト」および「記入例」をご覧ください。
※完了報告は、申請をした年度内に行うこと。

Step3 完了検査を行う
市職員が設置場所で完了検査を行う日時を調整する。

Step4 補助金を請求する
提出書類
- 様式第8 稲沢市雨水流出抑制施設設置補助金請求書

添付ファイル
要綱・申請書・記入例など
稲沢市雨水流出抑制施設設置補助金交付要綱(PDF形式、165.28KB)
補助対象施設構造基準(PDF形式、329.53KB)
申請必要書類チェックリスト (PDF形式、134.97KB)
申請書等記入例 (PDF形式、201.06KB)
添付書類記入例 (PDF形式、533.88KB)
様式第1 稲沢市雨水流出抑制施設設置補助金交付申請書 (PDF形式、70.79KB)
様式第1 稲沢市雨水流出抑制施設設置補助金交付申請書(ワード形式、20.86KB)
様式第2 誓約書 (PDF形式、62.02KB)
様式第2 誓約書 (ワード形式、19.42KB)
様式第4 稲沢市雨水流出抑制施設設置補助金変更承認申請書(PDF形式、60.96KB)
様式第4 稲沢市雨水流出抑制施設設置補助金変更承認申請書(ワード形式、19.91KB)
様式第6 稲沢市雨水流出抑制施設設置事業完了報告書(PDF形式、61.83KB)
様式第6 稲沢市雨水流出抑制施設設置事業完了報告書(ワード形式、20.13KB)
様式第8 稲沢市雨水流出抑制施設設置補助金請求書(PDF形式、94.39KB)
様式第8 稲沢市雨水流出抑制施設設置補助金請求書(ワード形式、20.30KB)

Q&A
Q1 稲沢市外に居住しており、所有している稲沢市内の物件に雨水タンクを設置する場合、補助を受けられるか。
A1 市内の雨水流出抑制施設を設置する土地または建物所有者は補助対象ですので、補助を受けることができます。
Q2 補助金は現金でもらえないか。
A2 現金ではお渡しできません。申請者の指定口座に振り込みます。
Q3 すでに雨水タンクや浸透桝を設置しているが、補助は受けられないのか。
A3 申し訳ありませんが、申請前に購入、設置されている雨水流出抑制施設には、補助することはできません。
Q4 一つの敷地内に母屋と離れでそれぞれ雨水タンクの設置を希望しているが、申請することは可能か。
A4 補助金は、一団の土地につき雨水タンクと浸透桝合わせて10万円を限度としてますので、限度額の範囲内であれば、申請することができます。
Q5 過去に浸透桝を設置して補助を受けたことがある。新たに雨水タンクを設置したいので、申請することは可能か。
A5 補助金は、一団の土地につき雨水タンクと浸透桝合わせて10万円を限度としてますので、限度額の範囲内であれば、申請することができます。
Q6 資材を購入し、雨水タンクを自作する場合、補助を受けられるか。
A6 自作に要した資材の費用のみが補助対象です。ただし、補助対象施設が構造基準を満たしている必要があります。詳しくは、添付ファイルの「補助対象施設構造基準」をご確認ください。
Q7 完了検査は、どのようなことをするのか。
A7 雨水流出抑制施設のサイズや設置の様子などを確認します。
Q8 補助を受けて雨水タンクを設置したが、破損してしまった。修理するときに補助を受けられるか。
A8 すでに補助金の交付を受けたことがある雨水流出抑制施設を作り変えようとするものは、補助対象外です。
Q9 建物の新築に合わせて雨水タンクや浸透桝を設置したいが、補助を受けられるか。
A9 補助を受けられます。ただし、雨水流出抑制施設の設置のみにかかる見積書、領収書が必要になりますので、施工業者へ相談して用意してください。
Q10 通信販売で購入して雨水タンクを設置したい。補助申請は可能か。
A10 可能です。申請には、見積書、領収書を用意していただく必要があります。見積書を用意できない場合は、金額や内訳がわかる書類を用意していただければ代用することができます。
Q11 雨水タンクや浸透桝を設置してくれる業者を紹介してもらえないか。
A11 市から施工業者の紹介は行っておりません。

雨水タンクについて
Q1 雨水タンクで貯めた水はどのように使うとよいか。
A1 貯めた水の活用例は、次の通りです。
- 庭木への散水
- 庭の掃除
- トイレの洗浄水
- 洗車用の洗浄水
- 猛暑日の打ち水
- 災害用の貯水
Q2 オーバーフローした水が、雨どいに戻るような構造の雨水タンクでも補助対象か。
A2 オーバーフローする水の対策がされているので、補助対象です。

浸透桝について
Q1 浸透桝を設置予定だが、雨どいに接続しなくても補助対象か。
A1 浸透桝は、単独設置でも補助対象です。
Q2 浸透桝を設置予定だが、流入管や排出管の設置費用も補助対象か。
A2 浸透桝単体が補助対象になるため、流入管や排出管は補助対象外です。