避難所での市の対応はどのようになりますか

避難所の運営についてですが、1避難所あたりの配備予定職員数は4～5人程度になります。この人数で避難所を運営することは不可能です。実際には、そこに避難してきた避難者によって運営していただくことになります。
もちろん、避難所の開設や災害対策本部との情報の連絡など、重要な部分は市職員などが主として行いますが、届いた救援物資の配布や避難所の清掃などは、避難者が中心となって行っていただくことになります。
また、先ほど記述したとおり1避難所あたりの配備予定職員数は4～5人と少ないように感じられますが、災害時の対応は避難所対応のみではありません。建築物の応急危険度判定、被害状況調査、緊急通行車両が通行できるようにするための道路復旧、救援物資の配布、震災廃棄物や避難所で発生するゴミの処理、応急仮設住宅の建設など、実施すべき業務は非常に多岐に渡るため、多くの職員を避難所に配置した場合、これらの業務に多大な影響を及ぼし、復旧、復興作業が滞る可能性があることから、この人数を設定しました。