施設案内 赤染衛門歌碑公園
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概要
赤染衛門衣かけの松跡碑が建てられています。
「やすらはで 寝なましものを さ夜ふけて かたぶくまでの 月を見しかな」で知られる平安の中古三十六歌仙の一人に数えられる女流歌人である赤染衛門。
赤染衛門の歌才は『和泉式部日記』で知られる和泉式部と並び称され、当時の「二女流歌仙」とうたわれました。藤原道長の正妻である源倫子のほか、その娘の藤原彰子に仕えており、紫式部・和泉式部・清少納言・伊勢大輔らとも親交がありました。
赤染衛門は、3度にわたって尾張守に任命された夫(大江匡衡)と共に稲沢を訪れており、長保3年(1001年)にここに住みました。その時、衣をかけたと伝えられている松があったのがこの場所で、「衣かけの松跡」碑が建てられています。
また、夫である大江匡衡が、寺社の改修や木曽川の治水事業に取り組んだことを記録した「尾張国司記念碑」が赤染衛門の跡碑と共に建てられています。
平安文化の足跡を訪ねてはいかがですか?

所在地
〒492-8208 愛知県稲沢市松下一丁目17−27
