特定外来生物クビアカツヤカミキリ等に注意してください
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クビアカツヤカミキリ等とは?
クビアカツヤカミキリは中国、朝鮮半島、ベトナムが原産地の外来カミキリムシで、胸の部分が赤いのが特徴です。平成30年1月に特定外来生物に指定され、飼育、保管、運搬、輸入、野外への放出などは禁止されています。愛知県でも2012年以降、度々発見されています。サクラやウメ、モモなどに寄生し、幼虫が木の中を食い荒らすため、枯死させるなどの被害が出る場合があります。
クビアカツヤカミキリが寄生する樹木からは、細長い「フラス(幼虫のふんと木くずが混ざったもの)」が出ていることが多く、そのような木を見かけた場合、中に幼虫がいる可能性があります。
また、令和5年9月にはツヤハダゴマダラカミキリおよびサビイロクワカミキリも特定外来生物に指定されました。ともに黒い体に白い斑紋が特徴です。愛知県内では、ツヤハダゴマダラカミキリによるアキニレ等への被害が確認されています。サビイロクワカミキリについては、現在のところ発見情報はありません。
ご自身が管理する樹木などでこれらの成虫や、フラスを見つけた場合は、被害拡大防止のため、その場で直ちに駆除または防除をしてください。あわせて市役所へ情報提供をお願いします。

クビアカツヤカミキリは、体全体が黒く、胸の部分が赤いのが特徴です
(写真提供:なごや生物多様性センター)

ツヤハダゴマダラカミキリは、
黒い体に白い斑紋が特徴です
(写真提供:
なごや生物多様性センター)

サビイロクワカミキリも、黒い体に白い斑紋が特徴です
(写真提供:郡山市)
添付ファイル
環境省チラシ(PDF形式、1.36MB)
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