重要文化財 木造阿弥陀如来および両脇侍坐像(無量光院)
- [更新日:]
- ID:2824
像高中尊140.2cm、観音97.6cm、勢至98.5cm、三尊とも桧材、寄木造、彫眼。中尊と勢至像内に墨書銘があって、作者については仏師僧寛慶、造立の時は建仁2年と判明する。すなわち鎌倉期初頭の制作にかかり、奥田安楽寺の三尊にやや遅れて制作された弥陀三尊で、その形制がすこぶる安楽寺像に近似しており、作者がその制作に際してかなり安楽寺像を勉強し、それにならったことが想像される。
名称
木造阿弥陀如来および両脇侍坐像(モクゾウアミダニョライオヨビリョウキョウジザゾウ)
文化財区分
重要文化財
種別
彫刻
時代
建仁2(1202)年
員数
3躯
管理者
無量光院(ムリョウコウイン)
地区
大里西
所在地
稲沢市中之庄町
指定・登録日
昭和54年6月6日指定
- 昭和55・56年:保存修理