市指定文化財 陶製狛犬(三宮社)
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阿像高31.2cm、台10×15.3cm、吽像高30.6cm、台11.1×15.8cm
宮中や神社に置かれた守護獣の像、神社では神殿内の神座近く、あるいは縁に置かれた。二体で一対をなし、それぞれ阿吽すなわち阿は息を吐くこと、吽は息を吸うことを表している。
赤褐色の古瀬戸鉄釉で、瞳眼である。耳は後へ大きく立ち、尾はわらび状で先端が三尾に分かれる。山犬形から獅子形に移行する過渡期の作例で、15世紀中頃、文安頃の製作と考えられる。市内では、尾張大国霊神社所蔵品に次ぐ作例である。
名称
陶製狛犬(トウセイコマイヌ)
文化財区分
市指定文化財
種別
工芸品
時代
15世紀中頃
員数
1対
管理者
三宮社(サングウシャ)
地区
稲沢
所在地
稲沢市大塚南一丁目
指定・登録日
平成3年11月1日指定