市指定文化財 一時上臈
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毎年2月25、26日、三宅(屯倉)の里から奉る御贄(神供)を斎長持ちに納めて、屯倉社宮司、三宅(上・中・下三宅、観音堂)の4区長、巫女4人、里人などが「奉納三宅村御料」の旗を寒風になびかせて、津島神社に奉納し祭典に奉仕する。当日は位もない田家の子女が巫女としての格式をもち、昇殿して奉仕する栄誉に浴することから「一時上臈」という。
屯倉社(牛頭天王社)は津島神社の元宮ともいわれ、この一時上臈は500年以上にわたって行われていると伝える神事である。
現在は、2月下旬の日曜日に行われている。

名称
一時上臈(イットキジョウロウ)

文化財区分
無形民俗文化財

管理者
三宅区(ミヤケク)

地区
平和

所在地
稲沢市平和町三宅

指定・登録日
平成17年7月1日指定