県指定文化財 鰐口
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面径47.9cm、縁厚11.5cm。重文六角堂軒下に懸吊される大振りの鰐口である。この鰐口は鋳上りのすこぶる優秀な品で、両面の銘帯にそれぞれ永和2年の鋳造願文および天正11年の寄進銘をもつ基準作例である。耳は半月形に屈曲した通例の形状をもち、両耳の間の肩と呼ばれる部分は断面が中高ながら山の出が少なく、やや下向に張り出した目や、これに連なる唇の出もおだやかな造りをみせ古様を示している。
名称
鰐口(ワニグチ)
文化財区分
県指定文化財
種別
工芸
時代
永和2(1376)年
員数
1口
管理者
長光寺(チョウコウジ)
地区
大里東
所在地
稲沢市六角堂東町三丁目
指定・登録日
昭和35年6月2日指定