県指定文化財 木造阿弥陀如来坐像(長暦寺)
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像高114cm、桧材の寄木造、玉眼を入れる像で、衲衣をつけ、左手は膝上に掌を仰ぎ、右手は屈臂して掌を前にし、共に第一、二指を捻じて来迎印を結ぶ。像容は、整った螺髪、小締り、まる型の相好、衣文の彫り口など、鎌倉末の如来像の特色にならっているが、両頬、特に鼻の両側のあたりの肉取に平板なところが目立つのは、制作が室町時代に入ってからのことと知られる。

名称
木造阿弥陀如来坐像(モクゾウアミダニョライザゾウ)

文化財区分
県指定文化財

種別
彫刻

時代
天文23(1554)年

員数
1躯

管理者
長暦寺(チョウレキジ)

地区
千代田

所在地
稲沢市福島町

指定・登録日
昭和53年3月15日指定
- 昭和54年:保存修理