県指定文化財 秘鈔 付 木箱一合
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料紙の縦16cm前後の小巻で、箱裏墨書に「頼瑜御真跡ト伝、秘鈔三十二軸、万徳寺重宝」とあるから、もと三二巻本であったことが知られる。これらは弘長3年2月から3月にかけて、醍醐寺報恩院において俊英が書写した後、頼瑜が奥書を加えている。楮紙を使用し、上下のみに界線を引き、雲母紙の表紙を備えている。第一八北斗のみは、応永12年に有深が紀州根来寺において書写したものである。
名称
秘鈔 付 木箱一合(ヒショウ ツケタリ キバコイチゴウ)
文化財区分
県指定文化財
種別
書跡
時代
鎌倉
員数
29巻
管理者
萬徳寺(マントクジ)
地区
小正
所在地
稲沢市長野三丁目
指定・登録日
昭和44年10月29日指定