県指定文化財 銅造大日如来坐像
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像高56.8cm、五智宝冠をいただき、条帛をかけ、裳をつけて胸前に智挙印を結んで坐る金剛界大日如来像で、像内に鉄心が残り前後に型を割って鋳造したもので、両側および地付に鋳バリが残る。原型はおそらく土であろう。像の内面三か所に型持が発見される。像はいささか粗豪な像容のもので、両手先なども胸前に接して造り、衣文、特に裳先の処理などは相当荒っぽい。背面腰まわりに8行にわたり刻銘がある。
名称
銅造大日如来坐像(ドウゾウダイニチニョライザゾウ)
文化財区分
県指定文化財
種別
彫刻
時代
天文7(1538)年
員数
1躯
管理者
善應寺(ゼンノウジ)
地区
明治
所在地
稲沢市片原一色町
指定・登録日
昭和40年5月21日指定