県指定文化財 竹製華籠 付黒漆塗櫃
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径26.2cm、深4.65cm。19面共に一具で、いずれも竹を細く切って内側は二重格子、外面は中心から周縁へ放射状に編みあげるなど、内外二重に編みあげて皿形を作り周縁には竹製の覆輪様の輪で固着して補強を図っている。
櫃は総高35.5cmの桧製の円筒形曲物で、被せ蓋造りに近い構造をもっている。蓋裏に墨書銘があって、文明14年、中興二十三世良徳和尚のとき、沙門重蓮が勧進したことが知られる。
名称
竹製華籠 付黒漆塗櫃(タケセイケコ ツケタリクロウルシヌリヒツ)
文化財区分
県指定文化財
種別
工芸
時代
文明14(1482)年
員数
19枚
管理者
性海寺(ショウカイジ)
地区
稲沢
所在地
稲沢市大塚南一丁目
指定・登録日
昭和44年10月29日指定