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あしあと

    稲沢のむかしばなし 目比のかしの木(稲沢市目比町)

    • [更新日:]
    • ID:2610

    稲沢市の南の端にある目比町の「かしの木」というお話です。
    むかァし、むかし、この村には両手を広げてもかかえきれないような「かしの木」があった。
    この「かしの木」は、村人にとっても親しまれまた、村の自慢のひとつでもあった。
    ところがある年、思いがけない季節はずれに、大きな台風がやってきた。ビュービュー。激しい風と雨は、村の家々をゆるがし、大きな家々もつぎつぎとなぎたおしていった。
    そして、大きな「かしの木」も、根を半分以上も地上にあらわしておれ、近くの道をふさいでしまった。
    台風が去った数日後、村人たちはおれた「かしの木」の前で考えておった。「なぁー。村の衆。このままにしておくわけにもいくまい。どうしたらよいものかのう。」
    しかし、なかなかよい知恵はうかんでこなんだ。
    「むーん。しかたがねぇ。残念だけれども、根元だけ残して切ってしまうだァー。」
    ところが次の朝、村人が切る道具をもって「かしの木」のところへいくと、ふしぎやふしぎ、「かしの木」は一晩のうちに、またもとのように地面にしっかりと根をはり、まっすぐ空にむかって、伸びているではないか。
    村の人は、びっくりして、腰をぬかす者も出てきた。「かしの木」をじっと見つめ、みんな首をかしげたそうじゃ。
    それ以来、目比町では「かしの木」が起き上がった日に、むくい神社で「かし祭」を行うようになったということじゃ。

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    稲沢市役所 教育委員会事務局 生涯学習課 文化財グループ(生涯学習課) 

    愛知県稲沢市稲府町1番地

    電話: 0587-32-1443 ファクス: 0587-32-1196

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