愛知文教女子短期大学と協力してごみ減量に取り組みます
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『ごみ減量』という言葉をよく耳にしますが、どうしてごみを減らす必要があるのか考えたことはありますか。
ごみ量が増えると、環境面に悪影響を及ぼすだけでなく、ごみ処理費用がかさみ、税金の負担が大きくなってしまいます。このことから、市では愛知文教女子短期大学内で学生とごみについて考える講座を実施しています。学生に講義するだけではなく、調理実習の際に出た生ごみを、段ボールを利用して堆肥化してもらい、実際にごみ減量・リサイクルを体験してもらうこともあります。
この活動を通じて、学生に「サスティナビリティ(持続可能性)」を学習してもらい、環境教育・学びの実践を市と相互に行います。
令和元年6月 講座の様子
ごみ減量の必要性とごみ減量の方法を学生と考えました
1年生を対象に4日間に分けてどうしてごみを減らさないといけないのか、またごみの出し方・分け方を一緒に考え、学びました。
講座の中で、市の担当者が「これは何ごみ?資源になる?」と尋ねましたが、「分別に迷ったら、とりあえずお母さんにごみを渡すからわからない!」といった珍回答をもらうことがありました。市も周知不足ですね。ごみの分け方・出し方の啓発に努めます。
その他にも具体的なごみ減量の方法を考えてもらったり、市からも紹介したりしましたが、ごみ減量への1番の近道は「ごみの分別を徹底すること」です。例えば、テストの用紙やお菓子の紙箱などを可燃ごみに出さずにリサイクル資源の雑がみとして出せば、ごみ減量に繋がります。
皆さんも分別の徹底にご協力ください。
講座の様子
学生自ら考えて発言してくれました
平成30年12月13日 生ごみ堆肥の散布と玉ねぎの苗の植えつけの様子
生ごみ堆肥の散布と玉ねぎの苗を植えつけました
調理実習で出た生ごみを、段ボールコンポストを使って堆肥にしました。今日は、玉ねぎの苗植えの日。学生たちはこの堆肥を畑にまいたのち、玉ねぎの苗を植えつけました。初めて経験する学生がほとんどだったのですが、結構上手にできましたよ。
玉ねぎは収穫されると、大学の学食に並ぶ予定です。大きく育ちますように!
苗を植えつけてから、食べられるのに捨てられてしまう「食品ロス」について学びました。「1日1人当たり、お茶碗約1杯分の食べ物が捨てられているんですよ」と伝えると、学生たちは、驚いたり、「もったいないよね~」と話したりしていました。皆さんも料理を食べ残したり、食材を腐らせたりしないよう、気をつけてくださいね。
生ごみ堆肥を畑にまきました
初めてにしては手際がいいですね
玉ねぎの苗を植えつけ中
上手に植えつけができました
平成29年6月14日 学生食堂(ビタミンパレット)の様子
収穫した玉ねぎが食堂に並びます
収穫した玉ねぎは愛知文教女子短期大学内にある食堂に並びます。玉ねぎはサラダバー形式でお皿に盛り放題なため、学生に大人気。食堂は学生だけでなく、地域の方も利用できるので、皆さんもランチに行ってみてはいかがですか。調理実習から出た生ごみが玉ねぎの肥料となり、食堂に並んでおいしく食べることができます。これこそ「循環」ですね。
生ごみ堆肥で育てた玉ねぎが食堂に並んでいます
野菜はお皿に盛り放題!
おいしいランチでみんな満足
「玉ねぎめっさ、あまい!」といったコメントも
平成29年6月13日 玉ねぎ収穫の様子
玉ねぎを収穫しました
生ごみ堆肥を使って育てた玉ねぎの収穫を行いました。収穫の際には、虫やカエルが出てきて学生たちもびっくり!
玉ねぎはかたちもよく、とても大きなものができました。これも学生たちが愛情をこめてお世話をしたおかげでしょうか。
学生の手で玉ねぎを引き抜きます
紫玉ねぎも収穫しました
大きな玉ねぎを収穫できてニッコリ
かたちもよく、サイズもBIG!
平成28年12月2日 玉ねぎの植えつけの様子
玉ねぎを植えつけました
11月に生ごみ堆肥を畑にまきましたが、その畑に学生たちの手で玉ねぎの苗を植えました。ちなみに、この苗は稲沢高校産のものも含まれています。平成28年は天候不順で、玉ねぎの苗の入荷が全国的に滞っており、植えつけが遅くなってしまいましたが、春過ぎには無事収穫できるといいですね。
稲沢高校産の玉ねぎの苗
玉ねぎの苗を学生の手で植えつけ
平成28年11月4日 堆肥の様子
生ごみ堆肥を畑にまきました
6月より学生たちの手で2カ月間生ごみを投入し、更に2カ月間の熟成の期間を終え、生ごみ堆肥が完成しました。
できた生ごみ堆肥は学生の手で畑にまきました。
完成した堆肥の様子
段ボール5箱分の生ごみ堆肥を畑にまきました
平成28年6月15日 設置の様子
生ごみの分解の確認をしました
学内の一角に段ボールコンポストをドレスアップして設置していただいています。温度計で段ボールコンポストの土の温度を計ったところ、発酵による熱で42℃まで上がっていました。6月8日の調理実習で出たエビの殻などは、かたちがわからないほど分解されていました。分解の調子はバッチリです!
段ボールコンポストの様子
平成28年6月8日 調理実習の様子
調理実習で出た生ごみを段ボールコンポストに投入しました
学生が授業で行っている調理実習にお邪魔し、実際に生ごみを段ボールコンポストに投入してもらいました。学生のみなさんは、真剣な眼差しで手際よく料理をしていました。さすが食品プロのタマゴですね。おいしく作った料理に、ごみはつきもの。調理時には生ごみだけ別によけてもらい、ごみのことまで考えて料理をしてくれました。
調理の際に出た生ごみ
段ボールコンポストに生ごみを投入
平成28年5月16日 講座の様子
ごみについて考えてもらいました
市より学生たちにごみについて考える講座を行いました。講座の中で、食品栄養を専攻する学生に対し、『発酵と腐敗の違い』や『賞味期限・消費期限の違い』などの質問を市から行い、学生からも回答・意見をいただきました。生ごみを簡単に堆肥化できる段ボールコンポストを学生に提案させてもらい、実際に生ごみからできた堆肥を触ってもらいました。
授業の様子
生ごみからできた堆肥を触りました