フレイル予防で目指そう!健康長寿
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フレイルとは「自立した生活が送れる状態」と「介護を受けなければならない状態」の中間の状態を指します。フレイルの段階で適切な対処をすることで、健康を維持し、自立した生活を続けることができます。
食欲がわかない、ペットボトルの蓋が開けにくい、出かけるのが億劫になった等のフレイルのサインを「年のせい」と見過ごさないことが大切です。

簡単フレイルチェック
次の5つの質問に答えることで、フレイルかどうかをチェックすることができます。ご自身の状態を確認してみましょう。
質問1 | 6か月間で2~3kgの体重減少がありましたか | はい(1点) | いいえ(0点) |
---|---|---|---|
質問2 | 以前に比べて歩く速度が遅くなってきたと思いますか | はい(1点) | いいえ(0点) |
質問3 | ウォーキング等の運動を週に1回以上していますか | はい(0点) | いいえ(1点) |
質問4 | 5分前のことが思い出せますか | はい(0点) | いいえ(1点) |
質問5 | (ここ2週間)わけもなく疲れたような感じがしましたか | はい(1点) | いいえ(0点) |
いくつ当てはまりましたか?各項目1点(最高5点)で、
0点 健常
1~2点 プレフレイル(フレイル予備軍)
3点以上 フレイル
となります。
『引用:Yamada M and Arai H: J Am Med Dir Assoc 16 (11):1002.e7-1002.e11,2015』
プレフレイル、フレイルの結果が出たかたは、今が回復のチャンスです。生活習慣を見直し改善することで、衰え始めた機能の維持や改善ができます。

フレイル予防・改善の取り組み
ご自身の健康維持、フレイルの改善のために稲沢市の介護予防事業をご利用ください。

フレイル予防の3つのポイント
運動、栄養(食と口腔)、社会参加が3本柱です。このどれもが不可欠と言われています。

運動
- ウォーキングなどの有酸素運動や、筋力トレーニング、バランス訓練がおすすめです
- 今より10分多く身体を動かすことを意識しましょう

栄養(食と口腔)
- 体重計に乗ることを習慣にして、体重減少に気を付けましょう
- 噛み応えのある食材を選んで、よく噛んで食べましょう
- 3食バランスよく食べ、筋肉のもとになる肉や魚、大豆製品といったタンパク質もしっかり摂りましょう

社会参加
社会とのつながりを失うことが、フレイルの最初の入り口になります。自分が得意なこと、できることを見つけて、積極的に地域活動に参加しましょう
