おぼえておきたい地震の基礎知識
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戦後最大の被害となった阪神・淡路大震災は、これまでの“安全神話”を根底からくつがえすとともに「安全を過信せず、災害に対する万全の備えが必要」という貴重な教訓を残しました。
被災後、神戸市消防局が実施した調査では、この地震に急襲された市民の3割以上の人が「何もできなかった」とこたえています。やはり、心の準備が不足していた面は否定できません。また同調査から、非常時には「ラジオ」「懐中電灯」「水」などが役立ったことが分かり、さらに「棚の上には重いものを置かない」など、防災対策上の重要なヒントも数多く得られています。阪神・淡路大震災の大きな犠牲を無駄にしないためにも、これらの教訓を暮らしの中でいかしていきたいものです。さっそくできることから防災対策をスタートしましょう。