エコドライブしてみませんか?
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二酸化炭素(CO2)による地球温暖化はひとり一人の行動で少しでも防げます。
CO2はクルマの排気ガスに多く含まれています。私たちが今すぐできる地球温暖化防止策にエコドライブがあります。
エコドライブ10のすすめ
1.駐停車するときは、アイドリングをしない(アイドリング・ストップ)
人待ちや荷降ろしなど駐停車するときは、エンジンを切りましょう。(乗用車で10分間アイドリングするとガソリン約130ccが無駄になります。)
「県民の生活環境の保全等に関する条例」(平成15年10月1日施行)により、運転者にはアイドリング・ストップの義務があります。
2.経済速度で走行する
一般道路なら時速40~50km程度、高速道路なら時速80km程度で走行するのが経済的です。
3.点検・整備をきちんとし、タイヤの空気圧を適正にする
点検・整備を適切な間隔で実施することにより、エンジンを良好な状態に保ち、窒素酸化物等の排出ガスの低減につながります。また、タイヤの空気圧を適正に保つことも重要です。(0.5気圧少ない状態で50km走ると乗用車でガソリン約150ccが無駄になります。)
4.無駄な荷物は積まない
10kgの不要な荷物を乗せて50km走行すると乗用車でガソリン約15ccが無駄になります。
5.無駄な空ぶかしをやめる
10回の空ぶかしは乗用車でガソリン約60ccが無駄になります。
6.急発進、急加速、急ブレーキをやめ、適切な車間距離をとる
乗用車では、急発進を10回繰り返すとガソリン約170cc、急加速を10回繰り返すとガソリン約110ccが無駄になります。
7.マニュアル車は早めにシフトアップする
エンジンを高速回転で使うほど二酸化炭素や窒素酸化物の排出量が増大します。アクセルをいっぱい踏み込んで低速ギアで引っ張る運転は避ける
8.渋滞をまねく違法駐車はしない
違法駐車は交通渋滞をもたらし余分な排出ガスを出させる原因になります。平均車速が時速40kmから20kmに落ちると、約40~50%燃費が落ちると言われています。
9.エアコンの使用を控える
エアコンの使用時はエンジンの回転数が高くなるので、結果として燃料の使用量が増加します。こまめに温度調節することが重要です。
10.マイカーの利用者は、相乗りに努める。また、できる限り公共交通機関を利用する
交通機関が一人を1km運ぶ際に排出する二酸化炭素の量は、鉄道を1とすると、自家用車は9.5、路線バスは4です。できるだけ公共交通機関を利用することが地球環境に配慮した行動です。
以上のような行動を市民の皆さんができるだけ行うことで大気環境の改善になり、また、地球温暖化の防止に繋がります。
(資料 環境省(数値について)、挿絵 交通エコロジー・モビリティー財団より)