水道施設の耐震化
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水道施設は、市民の生活に欠くことのできないライフラインであるため、地震等の大規模災害においてもできる限り給水機能を保持できるようにすることで、生活への影響を最小限にとどめることが重要です。
稲沢市では、安心安全な給水を確保するため、施設の耐震化を進めています。
水道施設の耐震化を進めています
平成17年度に実施された耐震診断、平成22年度に実施された耐震化事業に対する事前評価に基づき、石橋浄水場については平成23年度から、祖父江配水場については平成24年度から、石橋第二浄水場については令和元年度から耐震化事業を進めています。
また、平成28年度から基幹管路を初めとする重要給水施設への管路の耐震化を進めています。
石橋浄水場の耐震化事業について
平成23年度から平成25年度においては3・4号配水池の建て替え、平成26年度から平成29年度においては1・2号配水池およびポンプ棟の建て替えを実施し、平成30年度から令和元年度においては自家発電機棟の築造と自家発電設備の更新を実施しました。
3・4号配水池(平成25年度完成)
1・2配水池およびポンプ棟
(平成29年度完成)
自家発電機棟(令和元年度完成)
祖父江配水場の耐震化について
平成24年度から平成26年度までにおいては配水池の耐震補強を実施し、平成27年度から平成28年度までにおいては管理棟および配水ポンプ棟の耐震補強を実施しました。
配水池(平成26年度完成)
管理棟およびおよびポンプ棟(平成28年度完成)
管路の耐震化事業について
平成28年度から基幹管路(※1)と重要主要支線管路(※2)において地震に強い水道管への布設替を概ね10年の計画で実施します。
※1 基幹管路とは…給水を目的としない口径400mm以上の配水専用管路。
※2 重要主要支線管路とは…口径75mm以上400mm未満の管路の内、重要給水施設である稲沢市民病院、稲沢厚生病院、六輪病院、市内の人工透析医療機関(3か所)および避難所(40か所)へ配水する管路。