稲沢市荻須記念美術館
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稲沢市荻須記念美術館

〒 492-8217
愛知県稲沢市稲沢町前田365番地8
電話:0587-23-3300
FAX:0587-23-3302

(c) Inazawa City Oguiss Memorial Art Museum 2009


稲沢市荻須記念美術館

 美術館の概要


 稲沢市荻須記念美術館は、稲沢市出身でパリを中心に活躍した画家荻須高徳の業績を讃えるため、また市民の美術文化振興に寄与することを目的として、昭和58(1983)年に稲沢市が建設しました。
 現在、美術館は緑豊かな稲沢公園に囲まれ、荻須の画業全体を見渡すことができる常設展や、年1回の荻須に関連した特別展、市民の文化・芸術発信の場としての展覧会など様々な展示を行なっています。また、荻須がパリで使用していたアトリエの復元施設等を御覧いただけます。

○美術館・アトリエ復元施設の建設

 美術館建設が公表されたのは、昭和55年度の3月議会での市長による所信表明で、「伝統ある文化を背景に『緑豊かな絵になる町づくり』を推進し、将来の美術館建設の準備として、稲沢市出身でパリで活躍する画家<荻須高徳>の絵画を購入する」というものでした。この年の9月には市長と議長が渡仏、直接パリの荻須と会い《僧院の並木》《ギュドモン城館》の2点の購入と、《金のかたつむり》の寄贈を受けることが決まりました。翌年の1月にこの油彩画3点が稲沢市に到着し、翌2月には3点の油彩画の披露を兼ねた展覧会が総合文化センターで催され、初日から1,800人が来場するほどの盛況振りでした。昭和56年6月に美術館ほかの建設用地を大和紡績跡地と決定し、7月には専門家などによる「荻須記念館等建設検討委員会」を設置し、8月には設計及び設計者の選択方式を全国公開コンペと決定しました。この第1次コンペには全国からの登録件数1,343件のうち441件の応募があり、審査の結果入選5点と佳作27点が選ばれました。入選5点による第2次コンペの結果、徳岡昌克と共同者が設計者と決まりました。美術館の建設工事は昭和57年9月に着手、翌年6月に竣工し、8月2日に開館式典が行われました。
 昭和61年10月14日、パリの芸術家のためのアパルトマン「モンマルトル・オ・ザルティスト」にあったアトリエで荻須が逝去してから後、平成元年1月に遺族からアトリエ遺品20種1,386点が稲沢市に寄贈されました。稲沢市はこれを展示公開する施設を建設するため、平成4年1月に現地での実測調査を行い、平成5年11月にアトリエ復元基本構想を作成し、平成7年5月に建設工事に着手、翌年2月に竣工し、4月2日から一般公開しました。

○収蔵品

 美術館開館当初は、昭和55年に購入、寄贈を受けた油彩画3点に、その後荻須本人から寄贈された作品を加え、油彩画10点、水彩画7点、デッサン19点、素描48点、リトグラフ(石版画)39点の123点と、展覧会ポスターや絵はがき、画集、カタログなどの印刷物とメダイユ、画架、パレット、筆などの資料126点でスタートしました。荻須は常設展示とはいつでもその作品に会えることを重視すべきと考えていましたが、より多くの作品を鑑賞したいという要望にも応えるため、稲沢市では昭和59年から美術品購入基金を積立て作品購入の準備を進めました。そして、平成8年度には作品購入を検討するための「稲沢市美術館美術品収集委員会」を発足させるとともに、同委員会の審議を経て2点の油彩画を購入しました。その後、平成10年度3点、平成13年度2点、平成16年度2点、平成19年度2点、平成22年度3点、平成25年度1点の荻須作品を購入しました。また、この間、荻須の遺族をはじめとして個人並びに企業から荻須作品を寄贈いただき、現在の所蔵作品数は油彩画34点、水彩画8点、デッサン19点、ペン素描48点、リトグラフ86点、銅版画1点、タピスリー2点の計198点となり、他館からの荻須作品の貸出依頼にもわずかながら応えることができるようになりました。

○美術館の活動

 展覧会活動としては、開館当初「市民展」や「絵になる町児童生徒絵画展」など美術館開館以前から実施されてきた事業を受け継ぐとともに、愛知県美術館の所蔵作品によるテーマ展を開催しましたが、平成2年度の「絵画による同窓会展」以降、年1回特別展として荻須や荻須に関連する作家を紹介する展覧会などを開催し、皆さまに作品鑑賞の機会を提供しています。
 また、美術館の企画展を開催しない期間は一般展示室をギャラリーとして貸出しており、グループや個人など年間に50を超える団体が作品発表の場として利用しています。
 教育・普及活動としては、開館の翌年から会議室を活用して洋画、日本画などの実技を中心とした美術講座を開催してきました。それら美術講座の受講生が中心となり自主グループとして現在では21グループが活動を続けています。また、平成14年度の特別展から展覧会の内容にあわせたワークショップを開催し、現在では子どもを対象とした講座として開催しています。このほか、市内の小中学校との連携を図り、常設展や特別展を利用した鑑賞教育や総合学習の場を提供しています。

 美術館には、昭和58年8月の開館から年間5万人を超える入館者があり、これまでに約178万1千人(平成28年3月末現在)のかたが美術館を訪れています。

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