保育園入園の利用調整(定員を超えた場合)
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受入定員よりも申し込みが多かった場合の利用調整について
4月1日入園の一斉申し込みにおいて、受入定員よりも申し込み人数が多かった場合は、「入園申込み等において定員を超えた場合の利用調整基準」に基づき、保護者の方の就労や世帯の状況に応じてランク付けを行い指数が高い順に入園を決定します。
- 利用調整基準は、「稲沢市保育の利用調整基準取扱要綱」により定められたものです。
- 途中入園は先着順のため、利用調整は行いません。
入園申込み等において定員を超えた場合の利用調整基準

利用調整方法について
保護者の方から提出された就労証明書などをもとに、「入園申込み等において定員を超えた場合の利用調整基準」にあてはめてランク付けを行います。ただし、生活保護受給世帯や母子家庭、児童福祉の観点から保育の必要性が高いと判断される世帯については、優先度が一番高くなるため指数を用いたランク付けは行いません。
- 基準の中の別表第1により、父母の就労などの時間を基準指数にあてはめます。父が就労が150時間以上でA、母が求職活動でEの場合は指数がAEとなります。
- 別表第1において算出した指数に対し、兄弟姉妹が同一の保育園へ入所を希望している場合は指数が1ランク上がります。AEの場合は、DDとなります。
- 続いて、別表第2による加点を行います。2歳児クラスまでの園を卒園していれば+2、同居の祖父母(65歳未満)がいる場合は-1などです。DD+2とDD+1ではDD+2の方が優先されます。
- 最後に、別表第3により、保育の必要性の要件ごとに優先順位をつけます。この場合、低いほうの要件が適用されます。父就労、母求職活動の場合は、求職活動の順位となります。
- 別表第1から別表第3までの指数にて同点の場合は、「くじ」による抽選会にて入園児童を決定します。
- 基準ランクは、保護者のうち基準指数が高い者の基準指数を左側に、低い者の基準指数を右側に置き、AA・AB・BB・AC・BC・CC・AD・BD・CD・DD・AE・BE・CE・DE・EEの順に低くなります。AAの方で兄弟姉妹の同時入所がある場合は、AA+となりAAよりも上位となります。
- 別表第2は別表第1で同点となった場合に適用し、別表第3は別表第2の調整指数を用いてもなお同点の場合に適用しランク付けを行います。
- 調整に用いる就労証明書等は申し込み時点で提出された書類を用いて調整します。申し込み期限が過ぎた後に就労証明書の差し替えがあったとしても再調整は行いませんのでご了承ください。
- 先着順ではないため、書類の提出日は調整に影響ありません。

ランク付けに用いる就労時間
利用調整のランク付けに用いる就労時間は、雇用契約の時間となります。そのため、育児のための短時間勤務制度を利用している場合でも、雇用契約の時間でランク付けを行います。
- 通勤・残業時間はランク付けの就労時間に含まれません。

利用調整の対象について
公立保育園、私立保育園、認定こども園、小規模保育事業所の2号・3号認定(保育認定)の児童が利用調整の対象です。対象の児童は全て同じ基準で利用調整を行います。市内の認定こども園の1号認定(教育認定)の児童については、各園が調整を行います。

兄弟同時入所による加点について
利用調整において、兄弟姉妹が同じ園を希望する場合は、調整指数が1ランク上がり有利となりますが、一方で同時入所可能な園のみでの利用調整となります。兄弟のうち1人が第1希望の園に入所できたとしても、兄弟の同時入所を優先するため、希望する園での入園ができない可能性があります。
- 兄弟姉妹のうち、どちらか一方の児童が利用調整で希望園を落選した場合、もう1人の児童は利用調整で入園可能なランクだとしても落選となります。
- 同時入所を希望の場合は、申込書の表面欄外の兄弟同時入所を希望するにレ印を記入してください。