子ども・子育て会議 会議録要旨(令和2年度 第2回)
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稲沢市子ども・子育て会議の会議録(令和2年度 第2回)
- とき 令和3年3月29日、午前10時〜午前11時15分
- 場所 中央子育て支援センター 会議室
- 出席者数 25名
- 委員 15名、子ども健康部長・事務局 9名
- 傍聴 0名
あいさつ
平野子ども健康部長あいさつ
1.報告事項
報告事項
- 「稲沢市子ども・子育て支援事業計画」の県への変更協議結果について(資料1)
- 今後の事業等について
・公立保育園再編計画(個別施設計画)について(資料2)
・高御堂中央保育園耐震工事について
・放課後児童クラブノ利用区分の新設等について(資料3)
・子育て支援総合相談センターの名称変更について(資料4) - その他
その他
委員の意見
報告事項
・報告1(「稲沢市子ども・子育て支援事業計画」の県への変更協議結果について)
・報告2(今後の事業等について公立保育園再編計画、高御堂中央保育園耐震工事について)
(委員A)
資料3、P4の「3.整備に向けてのロードマップ」について、下津保育園が「令和4年~令和8年に大規模改修あり」となっているが、これは耐震工事だけなのか。長期間となるが、改修内容はどうなっていますか。
(事務局)
令和4年~令和8年のうちのどこかで改修をする予定であり、全期間工事しているというわけではありません。ウッドデッキの改修等を予定しています。
(委員B)
資料3、P4の「ここまでの検討の統括」の「市で検討されているこれまでの方針」の中に「公立と私立が共存できる環境を整える」とあるが、どんな環境なのか。今は共存できていないという認識ですか。
(事務局)
現在、公立の入所率が低く入所率を高めるには、人口が増えるか私立に通っているお子さんが公立に通って頂くことになります。人口増は見込めず、また私立保育園から公立保育園に転園する子が増えるとなると、私立保育園の経営に影響が出ることが懸念されます。現在共存できていないということではなくて、将来的にできなくなる可能性があるので、共存できるようにと考えています。
(委員B)
私立保育園の入所率が高い原因は何ですか。
(事務局)
私立保育園がない、祖父江・平和の公立保育園の入所率が低いためだと思われます。
(委員B)
地域的な問題ということですか。
(事務局)
そうだと思われます。
(委員C)
地域的な事情でニーズの多い乳児枠を設けなかった公立保育園等もある。地域で事情は違うと思うが、共存できる環境をつくるためには、私立の保育園の近くでなく、離れたところで集約してほしい。また、入園者が民間に集まる理由のひとつとして、通園バスの送迎があることが考えられる。
(委員D)
今後の保育園の整備について、築年数は、保育園よりも避難所として使われる小中学校の方が見た目も含めて古いと感じますが。
(事務局)
小中学校は、全て耐震工事が完了していると聞いています。保育園も福祉避難所として指定されているため、小中学校と同じように整備が必要であるため整備を考えています。
(委員D)
子どもが通う大里西小には、私の母の時代から建っている古い校舎がある。耐震工事は終わっているというが本当に大丈夫か。保育園は見た目上、トイレ等もきれいだと思う。国が建物の長寿命化で80年使うように言っているが、大規模な改修工事の計画があるのか。
(事務局)
建築年数の古い祖父江地区の保育園は、平成25年に耐震診断。平成28年に補強工事を完了しています。稲沢市の耐震基準については国の基準の2割5分増しの基準で工事しており、稲沢市内の保育園、小・中学校は全て工事が済んでいます。
(委員E)
奥田保育園の児童発達支援センターへ切り替えのため、令和6年改修となっているが、国でセンターを整備するよう言われてから数年たっている。ひまわり園を利用する保護者から、建物が非常に狭いという苦情は出ていないそうですが、それはほかの施設に行ったことがないから。先生たちがどんなに工夫しても狭くては子供たちがかわいそう。移転予定の施設にお金はかけられないと思うが、なんとかしてあげてほしい。
(事務局)
ひまわり園は確かに狭いと思います。稲沢市では、児童発達支援センターの設置にあたり、保育園の統廃合計画と合わせて、設置場所を検討し、今回、奥田保育園を改修して設置することに決定しました。現在、奥田保育園に就園している子たちが卒園するまでは改修できないため、卒園後の、令和6年に改修しセンターへ切り替えることになっています。
以上のことから、ひまわり園の大規模改修は予定していませんが、エアコンの修理等もおこなっており、できる改修をして使いやすい施設にしていきたいと考えております。
(委員F)
ひまわり園は1つの部屋しか使えていない。今の状態で移転までにサービス等充足していけるのか疑問がある。実際の状況をみてほしい。
(事務局)
ひまわり園のサービス内容としては、児童の送迎や、保育所訪問支援等拡充してまいりました。児童発達支援センターが開設する際に、センターとして充実したサービスが提供できるよう考えていきたいと思っております。
(委員B)
園を集約化するにあたり、保育園建設について、市民が意見を言う機会はあるか。子生和保育園の建替え後の建物は味気ないものになってしまった気がします。
(事務局)
これまでは、建て替えや建設に対して、市民の意見をもらっていないのが現状です。今後は、新しくなる園の民営化も1つの選択肢と考えているため、民営化して建替える場合は、意見をもらうのは難しいと思います。公立の場合は意見をきく機会があれば、お聞きしたいと考えますが、現時点では明言することはできません。
・報告2(今後の事業等について放課後児童クラブの利用区分の新設等について、子育て支援総合相談センターの名称変更について)
(委員E)
「子育て相談室 なのはな」について、令和6年~児童発達支援センターができたら、一緒の組織になるのか。
(事務局)
「ひまわり園」と「なのはな」は、今までどおり連携をとりながら、令和6年以降も別々で業務を行います。
(委員E)
児童発達支援センターが何をしてくれるところかわからない人が多い。ひまわり園の利用者OBや保護者の意見を聞いて作ってほしい。他市で、センター設立にあたってのワーキンググループに参加したことがあるが、意見がたくさん出ていた。全ては無理でも、意見を吸い上げてくれた部分もあるので、稲沢市もそうしてほしいと思います。
(委員F)
ひまわり園や児童発達支援センターは、障害児の関係なので、福祉課と子育て支援課との連携も欠かすことができないが、サービス内容等が利用者にわかりにくいのは問題なので、意見を聞く機会を設けてほしいと思います。
(委員B)
放課後児童クラブについて、短期利用の枠ができるのはうれしいし、短期利用希望者が増えると思うが、場所や支援員の確保はできているのか。また、ファミリー・サポート・センターの提供会員として児童クラブに子どもを迎えにいくこともあるが、無資格者の支援員や対応がバラバラだと目にしたり、耳にしたりする。支援員に対しての研修は、どうしているのか。
(事務局)
無資格者だけの対応にならぬよう、必ず有資格者を一緒の職場に配置しております。また、採用前には「10のガイドライン」をもとに説明したり、県の研修にも参加してもらっています。
個々の差もあり、十分とは言えない部分もあるかもしれないので改善できるよう努めていきたいと思います県の研修にも参加してもらっており、。
夏休みの利用者は、現在も非常に多く、夏休みの時期だけの利用される方には、校区外のクラブに行っていただくことも、すでに現状としてありますが、今以上に急激に増えることは考えにくいと思っております。
(委員C)
児童クラブの利用者は、かなり多い。支援員もかなりストレスを感じていると思う。周りの市町では、利用料の値上や、定員を設定しているところもあるので、稲沢市も周りをみて考えてほしい。
・その他
その他
意見等特に無し。