キッズ よくある消防質問コーナー
消防署見学の際に、よくある質問を紹介します。
内容は令和4年8月1日現在です。
AIチャットボットでもいなッピーが答えてくれます。
ぜひご活用ください。(令和4年4月)
消防署では何人働いていますか。
消防職員は全員で157人です。
女性の消防職員はいますか。
5人の女性職員がいます。
消防車や救急車は何台ありますか。
稲沢市内には35台、15種類の自動車があります(タンク車4、ポンプ車4、化学車1、はしご車2、水槽車1、救助工作車1、救急車5、指揮車1、原因調査車1、本部多機能車1、防災広報車1、広報車7、資材運搬車1、支援車1、連絡車4)。
消防車や救急車には何人乗りますか。
消防車は3人から5人、救急車は3人で出動します。
消防車はなぜ赤色ですか。
消防車は、実は赤色ではなくて、朱色(しゅいろ)なのです。法律で朱色と決められています。
最初に外国から輸入された消防車が朱色だったそうです。朱色は気を引く色であり、火をイメージさせて、みなさんに注意をうながすことも、理由の1つといわれています。
救急車はなぜ白色ですか。
法律で消防車以外の緊急車両は白色と決められています。
消火活動時の、放水距離はどれくらいですか。
20~30m放水することができます。
消防ホースの長さは何mありますか。また、重さはどれくらいですか。
長さは、1本20mです。
消防用のホースは、大きく分けて太さが65mmのホースと50mmのホース2種類があり、65mmのホースの重さは約8kgで、ホースに水をとおすと約80kgになり、50mmのホースの重さは約5kgで、ホースに水をとおすと約50kgになります。
通報を受けてから火事の現場には、何分くらいで着きますか。
平均で7分から8分ですが、現場まで距離がある場合は10分くらいかかることもあります。
助けを求めている人のところへ、一秒でも早く到着したいのですが、火災現場までの距離や道路の交通状況によって、消防署から火災現場までにかかる時間は変わってしまいます。
通報を受けてから少しでも早く現場に到着できるように、防火衣を素早く着る工夫や、稲沢市内の道路や目標となる建物の勉強をしています。
消防車や救急車は、どれくらいの速さで走れるのですか。
普段は、制限速度を守って走行しています。災害が発生した場合は緊急走行をしますので、最高で高速道路は100km/時、それ以外の道路は80km/時で、走行することができます。
消防車や救急車にはどんなものがのっていますか。
消防車には、消火や救助に必要なホース、空気呼吸器、はしご、エンジンカッター、チェンソー、ロープ、照明などがのっています。
救急車には、聴診器や血圧計をはじめ、骨折箇所の固定、点滴、酸素を吸う器具、鼻や口からチューブを入れる器具がのっています。
はしご車は、ビルの何階(何m)までとどきますか。
稲沢市には2台のはしご車があり、15m(建物5階)と40m(建物13階)の高さまで伸ばすことができます。
火災、救急及び救助出動以外にどんな仕事がありますか。
稲沢市の道路、地形、消火栓及び防火水槽の点検、人がたくさん出入りする建物などに設置してある消火器や消火栓が正しく設置してあるかの検査などがあります。
稲沢市では1年間に何件の火事が起きていますか。
年によって違いますが、令和3年は56件の火災が発生しています。
詳しくは下記関連情報のページをご覧ください。
火事の原因で多いのは何ですか。
稲沢市では、放火の疑いです。
全国では、たばこです。
詳しくは下記関連情報のページをご覧ください。
消防士になってよかったことは何ですか。
人を助けて感謝されたときにこの仕事をしていてよかったと感じます。
24時間仕事をしていて眠くならないのですか。
夜間は交替で勤務しますので、休憩時間に仮眠をとることができます。
防火服は重くないですか。(何キロくらいありますか)
防火服の重さは約7kgで、1,200℃の熱に40秒間たえることができます。
その他に、空気呼吸器が約13kgありますので、防火服と空気呼吸器を合わせて、全部で約20kgあります。
火を消すのに水以外を使いますか。
油などが燃えた火災では水を使って消火することができないため、化学車という車で泡消火剤を使って消します。
事件や事故で消防車が出動するのはどうしてですか。
救急車だけでは、対応できない場合や事故によって燃料の油がもれて火災の危険がある場合等は消防車も救急車と一緒に出動します。
1日に何件出動するのですか。
令和3年は、消防車が1日に約4件、救急車が1日に約16件出動しました。
詳しくは下記関連情報のページをご覧ください。
連休や正月は休みですか。
休みではありません。
連休や正月にも、災害は起こり得るので、24時間365日災害に備えています。
火事を起こさないためにできることはありますか。
料理などで火を使う時は、その場から離れず目をはなさない。
コンセントはしっかりと奥までさしこみ、ほこりなどがたまらないようにして、たこ足配線はしない。
寒い時期に石油ストーブを使う時は、火をつけたままでの移動や、給油をしない。ごみは決められた日に出し、家のまわりに燃えやすいものを置かない。
※火災以外にも、日ごろから、いろいろな災害に備えておくこと、火遊びをしないことが大切です。
消火活動のときに気をつけていることはなんですか。
「安全・確実・迅速」を心がけています。
人命を救うことを第一に考えていますが、消火活動をしている消防士や近くにいる市民がけがをしないようにすること、災害の状況をみて、より早く消火・救助することを大切にしています。
出動後に別の場所で火事が起きた場合どうするのですか。
1つの火災にすべての消防車が出動するわけではありませんので、他の消防車が出動します。
しかし、火災が同時に複数発生し、消防車が全て出動してしまった場合は、近くの市町村の消防署から応援に来てもらいます。
1回の火事に何台の消防車が出ますか。
消防車6台救急車1台の合計7台で出動します。
なぜサイレンを鳴らすのですか。
消防車や救急車が通行することをみんなに知らせるためです。
これは、道路交通法という法律で定められています。
狭い道はどうしますか。
車で行けるところまで行き、そこからホースをのばして現場まで向かいます。救急車は「ストレッチャー」という小さいベッドを使います。
連絡を受けて何分ぐらいで準備ができますか。
約1分です。防火衣を早く着ることができるように、あらかじめ靴とズボンをセットしていたりして、早く出動できるように工夫しています。
どんな工夫をして早く消すのですか。
日ごろ、稲沢市内の建物や道路を調査して火災現場へ早く着くようにしています。また、水を早く出すためにホースはのばしやすいように車にのせてあり、その他の道具も出しやすいようにしてあります。
早く出動する時に赤信号を通りますか。また事故にはなりませんか。
赤信号でも通ります。
ただし、交差点では、必ず一旦停止をして、車が来ないか確認してから通行します。早く現場に行くことも大切ですが、事故を起こさずに現場に到着することがより大切であるため、十分に気をつけて出動します。
消防車にはどれくらいの水が積んでありますか。また無くなったらどうしますか。
タンク車は2,000リットル、水槽車は10,000リットルの量の水を積んでいます。ちなみに、皆さんのお家にあるお風呂には約200リットル入ります。
また、水が足りない時は、消火栓や防火水槽から水を吸って、消火活動を行います。
消火器はどれくらいの火が消せますか。
天井や壁に火が移るまでが消火器の限界とされています。天井や壁に火が移った場合は消火をあきらめて避難を優先してください。
消火器の中には何が入っていますか。
主に、リン酸アンモニウムという消火薬剤が入っています。
消防士さんはなぜよく走っているのですか。
どんな仕事をするにしても体力が必要です。特に、火災等の災害が発生すれば、長時間の活動になることもあるため、現場で長い時間活動が行えるように体力をつけています。
消防士さんはなぜこの仕事を選んだのですか。
小さいころの憧れでなった人、救急車に乗って病気やけがで苦しんでいる人を助けたいと思った人、オレンジ色の救助服を着て人の命を助けたいと思った人など様々です。
火事の時、けがはしませんか。
火災は場所や時間に関係なく発生します。屋根の上や火と煙の中など危険な場所で活動することもありますが、けがをしないように注意して活動しています。
火を消すことは怖くないですか。
私たちが怖がっていたら、市民の方を助けることができません。
また、火災活動中は熱と煙の中で消火活動をします。自らの命を守るために、防火服を着て、有毒な煙を吸わないよう空気呼吸器をつけて活動します。
夜中に出動があると眠たくないですか。
夜間は交替で、仕事をしている人、仮眠をしている人がいますが、119番通報が入って、出動となれば、気持ちが切り替わるので、眠たくはありません。
どうして公衆電話は、無料で消防署に通報できるのですか。
災害等の緊急時に、10円玉やテレホンカードが手元にない場合、電話をかけることができなければ連絡手段がなく、大変困るからです。
家で火が出たらどうしたらよいですか。その時に消火器がなかったらどうしたらよいですか。
火事を見つけたら大きな声で「火事だー」と叫んで、まわりの人に知らせ、水バケツ、消火器、水道水などで、消火します。小さな火であれば、水でぬらしたシーツや毛布を火にかぶせたり、風呂の水をかけたり、足でふんだりして消火しますが、危険を感じた時はすぐに逃げましょう。
学校には、どうしてたくさんの消火器や消火栓などがあるのですか。
学校の建物は、消防法という法律によって、消火器、消火栓、自動火災報知設備、避難はしごなどの設備を設置しなければなりません。
また、学校の建物は面積が大きいためたくさんの消火器や消火栓が設置されています。
救急車が出場中交通事故にあった場合はどうしますか。
出場中は、交通事故に注意して運転しています。もし事故が発生した場合には、他の救急車が出動して対応します。
消防署が火事になった場合はどうしますか。
消防署は市民の生命と財産を災害から守るためにあります。そこを火災で失うことは許されません。大きな責任をもって常に火の元に注意して仕事しています。
消防車が故障することはありませんか。
故障することはあります。故障した際は、稲沢市が持っている他の消防車(タンク車等)で災害に備えます。はしご車が故障した時は、近くの市町村の消防署から応援に来てもらいます。
はしご車の上には何人乗れますか。
40m級はしご車 ⇒ 4人又は400kgまで
15m級はしご車 ⇒ 2人又は180kgまで
火事はどのくらいで消えますか。
火災の大きさによって違いますが、約4時間かかります。3日間消火活動をしたこともあります。
どうしてサイレン音は、パトカーなどと違うのですか。
サイレン音によって消防車、救急車、パトカーを区別しています。
また、消防車は火事の時にサイレンに加えて「カンカン」と鐘の音が鳴るようにしています。
関連情報
このページに関するお問い合わせ
消防署 警防第1課・第2課 警防第1・第2グループ
〒492-8267
愛知県稲沢市船橋町鯉坪321番地1 消防庁舎1階
電話:0587-22-0119
ファクス:0587-22-2130