令和元年度決算状況
令和元年度の決算状況は次のとおりです。なお、1万円未満は四捨五入して掲載しています。
一般会計
歳入
款 | 決算額 | 構成比 | |
---|---|---|---|
市税 |
220億2,521万円 |
44.8% |
|
国庫支出金 |
57億1,890万円 |
11.6% |
|
市債 |
53億4,700万円 |
10.9% |
|
地方交付税 |
35億7,788万円 |
7.3% |
|
県支出金 |
30億2,890万円 |
6.2% |
|
繰越金 |
27億7,632万円 |
5.7% |
|
地方消費税交付金 |
24億6,802万円 |
5.0% |
|
その他 |
41億6,588万円 |
8.5% |
|
合計 |
491億811万円 |
100.0% |
市税の内訳
- 固定資産税
- 104億4,599万円
- 市民税
- 95億7,791万円
- 都市計画税
- 8億9,517万円
- 市たばこ税
- 8億1,388万円
- 軽自動車税
- 2億9,226万円
- 市税合計
- 220億2,521万円
*都市計画税は、公園整備事業費、土地区画整理事業費、下水道事業費及び都市計画事業債の元利償還金に充当しています。
歳出
款 | 決算額 | 構成比 | |
---|---|---|---|
民生費 |
183億7,973万円 |
39.3% |
|
総務費 |
56億626万円 |
12.0% |
|
教育費 |
52億653万円 |
11.1% |
|
土木費 |
49億8,729万円 |
10.7% |
|
衛生費 |
42億4,403万円 |
9.1% |
|
公債費 |
42億2,478万円 |
9.0% |
|
その他 |
40億9,824万円 |
8.8% |
|
合計 |
467億4,686万円 |
100.0% |
一般家庭の家計簿に例えてみると
令和元年度一般会計の決算を、年収500万円の一般家庭の家計に例えてみました。
稲沢市の令和元年度一般会計決算では 項目 |
稲沢市の令和元年度一般会計決算では 金額 |
年収500万円の家庭の家計簿では 項目 |
年収500万円の家庭の家計簿では 金額 |
割合 |
---|---|---|---|---|
市税、地方譲与税、交付金など |
253億8,242万円 |
給料などの基本的な収入 |
258.4万円 |
51.7% |
地方交付税、国・県支出金など |
127億9,473万円 |
親などからの援助 |
130.3万円 |
26.0% |
分担金及び負担金、使用料など |
12億6,331万円 |
パート・家賃収入など |
12.9万円 |
2.6% |
繰入金 |
6億7,901万円 |
預金の引き出し |
6.9万円 |
1.4% |
繰越金 |
27億7,632万円 |
前年の残金 |
28.3万円 |
5.6% |
諸収入など |
8億6,532万円 |
雑収入 |
8.8万円 |
1.8% |
市債 |
53億4,700万円 |
金融機関からの借り入れ |
54.4万円 |
10.9% |
合計 |
491億811万円 |
合計 |
500万円 |
100.0% |
稲沢市の令和元年度一般会計決算では |
稲沢市の令和元年度一般会計決算では 金額 |
年収500万円の家庭の家計簿では 項目 |
年収500万円の家庭の家計簿では 金額 |
割合 |
---|---|---|---|---|
人件費、物件費 |
142億6,979万円 |
食費・日用品などの生活費 |
145.3万円 |
29.1% |
扶助費 |
104億1,924万円 |
医療費・教育費など |
106.1万円 |
21.2% |
公債費 |
42億2,478万円 |
ローンの返済 |
43.0万円 |
8.6% |
維持補修費 |
9億368万円 |
家屋や家電品などの修理 |
9.2万円 |
1.8% |
補助費等や出資金、貸付金 |
49億22万円 |
友人などへの援助 |
49.9万円 |
10.0% |
積立金、予備費 |
9億7,222万円 |
預金 |
9.9万円 |
2.0% |
繰出金 |
39億3,131万円 |
子どもへの仕送り |
40.0万円 |
8.0% |
投資的経費 |
71億2,562万円 |
家屋の増改築・車の購入など |
72.6万円 |
14.5% |
歳入歳出差引 |
23億6,125万円 |
翌年度へ繰り越し |
24.0万円 |
4.8% |
合計 |
491億811万円 |
合計 |
500万円 |
100.0% |
特別会計
会計名 | 歳入決算額 | 歳出決算額 |
翌年度へ 繰り越すべき財源 |
実質収支額 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
国民健康保険 |
127億1,159万円 |
124億5,018万円 |
0円 |
2億6,141万円 |
|||
介護保険 |
93億3,775万円 |
90億615万円 |
0円 |
3億3,160万円 |
|||
後期高齢者医療 |
34億759万円 |
33億5,246万円 |
0円 |
5,513万円 |
|||
祖父江霊園事業 |
1,040万円 |
1,040万円 |
0円 |
0円 |
|||
稲沢西土地区画整理事業 |
4億8,798万円 |
2億5,216万円 |
6,715万円 |
1億6,867万円 |
|||
合計 |
259億5,531万円 |
250億7,135万円 |
6,715万円 |
8億1,681万円 |
企業会計
病院事業
科目 | 収入決算額 | 支出決算額 |
---|---|---|
収益的収入 | 68億7,821万円 | |
収益的支出 | 73億1,309万円 |
差引額:-4億3,488万円
科目 | 収入決算額 | 支出決算額 |
---|---|---|
資本的収入 | 5億8,462万円 | |
資本的支出 | 7億2,937万円 |
差引額:病院事業の資本的収入額が資本的支出額に不足する額1億4,475万円は、建設改良積立金等で補填しました。
業務量
- 患者数(入院)
- 67,695人(185.5人/日)
- 患者数(外来)
- 137,652人(566.5人/日)
- 計
- 205,347人
- 外来診療日数
- 243日
- 許可病床数
- 320床
- 稼働病床数
- 235床
水道事業
科目 | 収入決算額 | 支出決算額 |
---|---|---|
収益的収入 | 28億4,310万円 | |
収益的支出 | 21億9,646万円 |
差引額:6億4,664万円
科目 | 収入決算額 | 支出決算額 |
---|---|---|
資本的収入 | 7億6,950万円 | |
資本的支出 | 23億9,682万円 |
差引額:水道事業の資本的収入額が資本的支出額に不足する額16億2,732万円は、過年度分損益勘定留保資金等で補填しました。
業務量
- 年度末給水人口
- 136,414人
- 年度末給水栓数
- 58,020栓
- 配水量
- 15,248,823m3(41,778m3/日)
- 給水量
- 14,115,144m3(38,672m3/日)
- 有収率
- 92.6%
- 供給単価
- 165.27円
- 給水単価
- 132.12円
公共下水道事業
科目 | 収入決算額 | 支出決算額 |
---|---|---|
収益的収入 | 18億8,366万円 | |
収益的支出 | 17億9,525万円 |
差引額:8,841万円
科目 | 収入決算額 | 支出決算額 |
---|---|---|
資本的収入 | 20億8,918万円 | |
資本的支出 | 28億4,275万円 |
差引額:公共下水道事業の資本的収入額が資本的支出額に不足する額7億5,357万円は、過年度分損益勘定留保資金等で補填しました。
業務量
- 排水処理区域内人口
- 61,235人
- 総排水量
-
5,234,259m3
- 一日平均排水量
-
14,301m3
集落排水事業
科目 | 収入決算額 | 支出決算額 |
---|---|---|
収益的収入 | 2億7,437万円 | |
収益的支出 | 3億4,342万円 |
差引額:-6,905万円
科目 | 収入決算額 | 支出決算額 |
---|---|---|
資本的収入 | 7,616万円 | |
資本的支出 |
7,616万円 |
業務量
- 排水処理区域内人口
- 8,083人
- 総排水量
-
757,307m3
- 一日平均排水量
-
2,069m3
令和元年度に取り組んだ主な事業は
子育て関連では、新たに子育て支援の中核となる中央子育て支援センターを令和2年2月に開所したほか、国が進めた幼児教育・保育無償化により有償化となった副食代については、従前より実施している第2子・第3子以降児の授業料・保育料無償化世帯を対象に副食代を無料化して子育て世帯の負担軽減を図りました。また、民間保育園を支援するため、施設の老朽化により建替えを進めている施設整備に対して補助したほか、市内の私立保育園などに保育士として従事しようとする学生を対象に就職支援貸付金制度を創設しました。
教育関連では、令和2年度の小学校学習指導要領で英語授業が教科として実施されることに先行して、全小学校で5・6年生に年間70時間の授業を導入する一方、一部の中学校に部活動指導員の配置、全小中学校に通知表作成支援システムを導入し、教員の多忙化解消を図りました。また、教育施設整備では、旧祖父江支所跡地に移転整備する祖父江中学校プール整備に係る実施設計を実施するとともに、平和中学校の空調設備(エアコン)改修に係る実施設計を実施したほか、明日花東分室の整備に係る実施設計を実施し、教育施設の充実に努めました。
まちの基盤づくり関連では、名鉄国府宮駅付近で計画している鉄道高架の調査や、駅周辺の再整備に向けて基本計画案などを策定しました。また、75歳以上の高齢者、障害者などの交通弱者への外出支援事業として、大里西市民センター地区・平和支所地区で「おでかけタクシー」実証実験を実施しました。
総務関係では、災害対策拠点と福祉の拠点となる新分庁舎の整備を進めるとともに、災害発生時に迅速に被災状況の調査業務や、り災証明書の発行業務を行うためのシステム導入、研修を実施しました。また、ふるさと応援寄付に係るポータルサイトを活用し、市の魅力・特産品などのPRを拡大したとともに、納税者の利便性向上を図るため、クレジット・ペイジー収納システムを導入しました。
福祉関係では、手話言語条例に基づき、手話言語に対する理解促進及び普及を図るため、各種推進事業を実施するとともに、社会福祉協議会の「障がい者サポートセンターこうのみや」に相談支援業務を委託し、障害者に対する相談支援体制の充実を図りました。
衛生関係では、建物の老朽化が進んでいる休日急病診療所の建替えに係る設計業務などに対して補助したとともに、風しんの定期予防接種化により市民の健康増進に努めました。また、環境センターの火災復旧に係る施設整備工事、工事期間中の不燃ごみなどの処理に係る委託などを実施し、市民生活への影響を最小限に抑えるとともに、早期の復旧に努めました。
労働関係では、老朽化した稲沢勤労青少年ホームの解体工事などを実施しました。
農業関係では、「祖父江ぎんなん」の代表品種の保全を行い、県内外にPRする場としての(仮称)イチョウ見本園整備事業を推進しました。
商工関係では、低所得者・子育て世帯を対象としたプレミアム付商品券事業や市独自のいなッピー商品券事業に対する補助を実施することにより、消費需要の喚起及び地域経済の活性化に努めました。また、観光誘客に向けて、美濃路稲葉宿本陣跡ひろば整備事業などを実施しました。
土木関係では、木曽川堤防線、拾町野横断線、00-225号線、生活道路等補修、幹線道路補修等の道路整備事業、木全桜木線、木全池部線、井之口線などの街路整備事業を実施するとともに、三宅川流域の冠水被害対策のため、稲沢公園西側道路内への雨水貯留施設設置事業を実施したほか、市民の憩いの場として稲沢西土地区画整理事業区域内に、西町さくら公園を整備しました。
消防関係では、老朽化した第6分団詰所の整備に向けて用地取得などを実施するとともに、災害時に速やかに土のうを使用することができるように、水害の多い地域に土のうステーションを設置しました。
市債現在高状況 (令和2年3月31日現在)
一般会計
目的 |
金額 |
構成比 |
---|---|---|
臨時財政対策債 |
216億2,730万円 |
49.8% |
教育債 |
66億4,699万円 |
15.3% |
土木債 |
58億662万円 |
13.3% |
衛生債 |
24億1,728万円 |
5.6% |
民生債 |
19億1,181万円 |
4.4% |
消防債 |
15億7,126万円 |
3.6% |
総務債 |
13億9,750万円 |
3.2% |
農林業債 |
9億7,891万円 |
2.2% |
商工債 |
4億2,470万円 |
1.0% |
減税補填債 |
4億2,249万円 |
1.0% |
労働債 |
2億5,400万円 |
0.6% |
合計 |
434億5,886万円 |
100.0% |
借入先 |
金額 |
構成比 |
---|---|---|
財務省 |
232億5,865万円 |
53.5% |
市中銀行・その他金融機関 |
136億4,973万円 |
31.4% |
地方公共団体金融機構 |
36億3,455万円 |
8.4% |
株式会社かんぽ生命保険・ゆうちょ銀行 |
20億6,807万円 |
4.8% |
愛知県市町村振興協会 |
7億8,461万円 |
1.8% |
全国市有物件災害共済会 |
6,325万円 |
0.1% |
合計 |
434億5,886万円 |
100.0% |
企業会計
借入先 | 金額 |
---|---|
財務省 |
17億1,898万円 |
地方公共団体金融機構 |
40億9,433万円 |
市中銀行・その他金融機関 |
5億125万円 |
合計 |
63億1,456万円 |
借入先 | 金額 |
---|---|
財務省 |
31億800万円 |
地方公共団体金融機構 |
3億1,266万円 |
合計 |
34億2,066万円 |
借入先 | 金額 |
---|---|
財務省 |
68億633万円 |
株式会社かんぽ生命保険・ゆうちょ銀行 |
38億9,445万円 |
地方公共団体金融機構 |
34億5,171万円 |
市中銀行・その他金融機関 |
6,360万円 |
合計 |
142億1,609万円 |
借入先 | 金額 |
---|---|
財務省 |
4億825万円 |
地方公共団体金融機構 |
2億3,835万円 |
合計 |
6億4,660万円 |
市有財産の状況 (令和2年3月31日現在)
- 土地
- 1,718,162.36㎡
- 建物
- 399,258.96㎡
基金 | 金額 |
---|---|
財政調整基金 |
42億3,043万円 |
都市基盤整備基金 |
34億3,593万円 |
公共施設整備基金 |
13億2,463万円 |
介護給付費準備基金 |
9億566万円 |
福祉基金 |
7億9,355万円 |
職員退職手当基金 |
6億6,562万円 |
国民健康保険事業基金 |
6億5,287万円 |
土地開発基金(現金) |
6億1,670万円 |
減債基金 |
6億1,503万円 |
公共下水道事業基金 |
5億6,832万円 |
地域づくり事業基金 |
3億2,591万円 |
稲沢市民病院施設等整備基金 |
2億880万円 |
植木産業振興事業基金 |
1億3,583万円 |
廃棄物処理事業基金 |
1億3,344万円 |
尾張国分寺跡史跡整備基金 |
1億135万円 |
祖父江霊園事業基金 |
8,891万円 |
美術品等購入基金 |
7,355万円 |
農業集落排水事業基金 |
6,916万円 |
文化振興基金 |
6,850万円 |
久納奨学基金 |
4,524万円 |
スポーツ振興基金 |
962万円 |
コミュ二ティ・プラント事業基金 |
774万円 |
森林環境譲与税基金 |
542万円 |
合計 |
150億8,221万円 |
土地開発基金(土地) |
4,442.34㎡ |
決算説明資料
決算年度別比較や、款別決算の状況、課別の歳入歳出決算の主な内容等を掲載した「決算説明資料」とほぼ同内容のPDFデータです。
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