市長あいさつ

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写真:加藤市長

 今月23日から12月19日までの日程で、稲沢市荻須記念美術館において「生誕120年記念 荻須高徳展-私のパリ、パリの私-」
が開催されます。
 今展覧会の図録の最後に掲載されている年譜によると、私が荻須作品に最初に出会ったのは昭和50年10月、名古屋松坂屋で開催された「パリの心を描く 荻須高徳新作展」であったようです。そのお名前と郷土の高名な画家であることは存じ上げていましたが、実物の作品に触れたのは初めての経験で、ポスターを買い自宅の2階の自室に通じる階段を上った正面の壁に貼って、今の家が建つまでずっと毎日目にしていたものでした。
 荻須高徳画伯は明治34年、愛知県中島郡井長谷村(当時井堀、儀長、須ヶ谷を合わせた村だった。現在の井堀高見町)に生まれ、交流があり親しかった有名な経済学者の都留重人さんにも「井堀」という地名が印象に残るほど故郷のことを語っていたようです。戦前にパリに渡り画家として名を成し、第二次世界大戦で一時帰国を余儀なくされるも戦後、日本人画家としては一番早く昭和23年に再びパリに戻ることができたのもフランスの友人たちの助力によるものだといわれています。
 パリの街角を造形性に富んだ構図で描き、日本通でも知られたシラクパリ市長(当時、のちにフランス大統領)に「最もフランス的な日本人」と評されたことでも有名です。
 さて、今回の展覧会は昭和12年にピカソの「ゲルニカ」が出品され反響を呼んだパリ万国博覧会の美術展に出品された「ガラージュ」をはじめ、油彩画81点を一堂に展示し、荻須画伯の画文集「私のパリ、パリの私」に掲載された素描とともに画伯の言葉も合わせて紹介し、全画業を振り返るものです。
 芸術の秋、コロナ禍で芸術の都パリにも出かけられない今、稲沢の生んだ偉大な画家、荻須高徳の絵画にコロナ禍を忘れてひと時お過ごしください。
 

令和3年10月

稲沢市長 加藤錠司郎(じょうじろう)

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