稲沢市荻須記念美術館
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稲沢市荻須記念美術館

〒 492-8217
愛知県稲沢市稲沢町前田365番地8
電話:0587-23-3300
FAX:0587-23-3302

(c) Inazawa City Oguiss Memorial Art Museum 2009


 過去の特別展・企画展 2006-2010

2006(平成18)年度
没後20年 荻須高徳展

会期 平成18年10月14日(土)−12月17日(日)
主催 稲沢市・稲沢市教育委員会・稲沢市荻須記念美術館
共催 神戸市立小磯記念美術館
後援 フランス大使館・全国美術館会議・NHK名古屋放送局
助成 芸術文化振興基金

この展覧会は、1901年稲沢市に生まれ、東京美術学校で学んだ後パリにわたり制作活動を続けた、荻須高徳(1901-86)の没後20年にあたり開催しました。
 荻須は、パリ在住の画家として自立できた数少ない日本人として、フランスをはじめヨーロッパ各地に作品が所蔵されています。彼は半世紀を越える制作活動を続けるとともに、1951年にサロン・ド・メの日本開催や松方コレクション(現国立西洋美術館蔵)の日本返還に尽力するなど、日仏の文化交流にも努め、1956年にフランス政府からシュヴァリエ・ド・レジオン・ドヌール勲章を、1981年には文化功労者に、またパリに没した1986年には文化勲章が授与されました。
 現在、荻須の作品は、日本国内の美術館にも多く収蔵されており、近年ますますその評価が高まっています。この展覧会では、東京美術学校で同級生であった荻須高徳と小磯良平の両記念美術館で、荻須の没後20年にあたる本年に、国内の美術館所蔵作品と、新たに所蔵先が判明した作品を中心に油彩画73点と、当館で所蔵する水彩画4点、ペン素描14点の91点で彼の画業を回顧しました。

 

2007(平成19)年度
三都の女展
―東京、京都、大阪における近代女性表現の諸相―

会期 平成19年10月13日(土)−11月11日(日)
主催 稲沢市・稲沢市教育委員会・稲沢市荻須記念美術館
共催 笠岡市立竹喬美術館・高崎市タワー美術館
助成 財団法人地域創造・芸術文化振興基金

 この展覧会は、明治末期から昭和前期にかけての東京、京都、大阪のいわゆる三都を活躍の場とした日本画家たちが同時代の女性をどのように表現したのかを探ったもので、笠岡市立竹喬美術館、高崎市タワー美術館との共同企画展として開催しました。
 明治時代に入ると、女性の自立への動きや国家主義への反発と社会主義思想の高まりによる社会の矛盾や弱者への共感など、従来にはなかった女性表現が展開されるようになりました。そのなかで、明治40年の文展開設を期に、日本画・洋画の領域を越えた芸術運動も展開され、「個性の表出」が芸術表現の重要な要素となり、女性の姿は一層多様に描かれました。これに続く大正時代には、好景気を受けて人口の都市への集中が進み、東京、京都、大阪の三都は江戸時代以来の文化的土壌を背景として、それぞれ独自な芸術を育みます。しかし、三都の女性表現は、共通する要素と異なる面をないまぜに次々に登場し、その表現のありようも、三者三様という明確な区別はつけ難いものがありました。
 稲沢会場では、鏑木清方、伊東深水、広島晃甫、上村松園、甲斐庄楠音、梶原緋佐子、菊池契月、北野恒富、島成園、中村貞以など東京、京都、大阪の日本画家63人の148点のうち、48作家95点を前後期に分け展示し、従来多くなされた美人画展ではない、社会の目まぐるしい変化に敏感に反応する女性の生の姿、それを捉えた日本画家の眼、これらを直視して、美醜を越えた女性表現の実相を明らかにしようとしました。

   

2008(平成20)年度
市制50周年 開館25周年記念 荻須高徳展
〜新収蔵品と寄贈リトグラフを中心に〜

会期 平成20年11月22日(土)−12月14日(日)
主催 稲沢市・稲沢市教育委員会・稲沢市荻須記念美術館
助成 財団法人地域創造

 この展覧会では、長年美術館運営に協力し、平成19年3月パリで亡くなった、故・荻須美代子夫人から、平成18年に寄贈を受けた43点のリトグラフなど版画作品と、夫妻が当館での所蔵を希望し、遺族の厚意により平成20年2月に収蔵した≪パイプをくわえた自画像≫≪ヴェネツィア,大運河≫の2点の油彩画をあわせて初披露し、荻須高徳・美代子夫妻の功績を偲びました。また、荻須作品所蔵家の方々から寄贈、寄託いただいている作品により、当館の常設展示は一層充実したものとなっています。それら美術館を支えてくださる方々もこの機会に紹介しました。



2009(平成21)年度
美術を遊ぶ展


会期 平成21年10月24日(土)−11月29日(日)
主催 稲沢市・稲沢市教育委員会・稲沢市荻須記念美術館

 当館では、平成元年から平成14年までに、「INAZAWA・現在・未来展」として現代美術を紹介する展覧会を計5回開催してきました。この第1回目は稲沢市にゆかりのある若手作家の作品を広く紹介するものでした。
 今回の展覧会では、第1回目のスタイルを取り入れ、制作活動の拠点をこの地域に置き、当館で美術講座の講師を担当した30代後半の若手作家3人の作品を紹介しました。
日本画: 林真氏、洋画:奥田美樹氏、版画:川田英二氏。異なる技法で活躍中の3人は、自然を意識した作品作りを行っていることが共通しています。
 現代の作家が「美しく・力強い」自然をどのように捉え、どのように表現するのかを楽しみながら感じていただける展覧会を開催しました。


2010(平成22)年度
彫刻 高田博厚展―人の内に在るもの―

会期 平成22年10月23日(土)−11月28日(日)
主催 稲沢市・稲沢市教育委員会・稲沢市荻須記念美術館
協力 福井市美術館
助成 財団法人地域創造・芸術文化振興基金

 当館の開館して初めてとなる彫刻展を開催しました。
 彫刻家、高田博厚(1900-87)は、幼い頃から文学、哲学、芸術に親しみ、詩人で彫刻家の高村光太郎との出会いがきっかけで彫刻の道を志します。31歳で単身フランスに渡り、27年に及ぶ滞欧中、ロダンやブールデル、マイヨールら近代彫刻の巨匠に学び、彫刻制作に没頭しました。また、当時のヨーロッパを代表する文豪で思想家でもあったロマン・ロランを初め、幅広い芸術家たちとも交流がありました。
 当館の顕彰画家である荻須高徳(1901-86)も、人生の大半をフランスで作品制作しました。二人は生きた時代も、渡仏時期も重なっています。また、高田が荻須を「荻須ほど油絵を使いこなせるものはいない。」と評価するように、お互い交流もありました。
 この展覧会では立体の彫刻作品の面白さや、荻須と同様にフランスで芸術を体感した彫刻家が確立していった作風を紹介しました。


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