稲沢市荻須記念美術館
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稲沢市荻須記念美術館

〒 492-8217
愛知県稲沢市稲沢町前田365番地8
電話:0587-23-3300
FAX:0587-23-3302

(c) Inazawa City Oguiss Memorial Art Museum 2009


 過去の特別展・企画展 1991-1995

1991(平成3)年度
パリを描いた画家たち展
佐伯祐三・横手貞美・大橋了介・荻須高徳・山口長男

会期 平成3年11月8日(金)−12月1日(日)
主催 稲沢市・稲沢市教育委員会・稲沢市荻須記念美術館
共催 芦屋市立美術博物館・長崎県立美術博物館
助成 芸術文化振興基金

 佐伯祐三、横手貞美、大橋了介、荻須高徳、山口長男の5人の画家たちの昭和初期におけるパリでの交流を顧みた展覧会です。
 昭和2年(1927)9月、横浜を出航した客船アトスUに期せずして乗り合わせた横手、大橋、荻須、山口の4人は、いずれも佐伯を慕ってパリへ渡りました。パリでの4人は、最晩年の佐伯とともに過し、佐伯の身をもってする教示に強い刺激を受けました。特に昭和3年(1928)2月に佐伯一家とともに出かけたヴィリエ・シュル・モランでの写生旅行において、4人は最も強く影響を受けたと思われます。佐伯が悲劇的な死を遂げた後、4人は独自の画風を作り上げるために苦しみながらそれぞれの道を歩みました。横手は佐伯の影響を消化し脱却しようとする矢先、昭和6年(1931)スイスに没しました。大橋は昭和8年(1933)エレナ夫人を伴って帰国、その後芦屋に居を構えて地道な活動を続けましたが、昭和18年(1943)に病没しました。荻須はパリに留まり独自のパリ風景を確立しました。山口は異彩を放ちながら日本の抽象絵画の第一人者となりました。  本展では、パリ風景を中心に4人の若き画家たちが佐伯祐三から受けた影響と脱却への道が辿れるように1930年前後の作品と日記・書簡資料をあわせて展示しました。


1992(平成4)年度
INAZAWA・現在・未来展A
〜自然との対話,自己との対話〜

会期 平成4年10月30日(金)−11月29日(日)
主催 稲沢市・稲沢市教育委員会・稲沢市荻須記念美術館
助成 芸術文化振興基金

 現代の美術を紹介する展覧会として開催したINAZAWA・現在・未来展の第2回目。
 稲沢は約660年の歴史を持つ植木・苗木・造園技術を地場産業としています。この稲沢の地域性を活かしながら、時間的にも、空間的にも広範囲にわたってグローバルな提言ができる可能性から、「庭〜自然との対話,自己との対話〜」をテーマとしました。
 出品作家としては、素材、コンセプトなどに「庭」を想起させる久野利博氏(愛知県出身、名古屋市在住)、味岡伸太郎氏(愛知県出身、豊橋市在住)、磯部聡氏(新潟県出身、名古屋市在住)と、独創的な庭造りをする造園家の溝口一三氏(愛知県出身、稲沢市在住)を選出し、美術館とこれを取り巻く空間の中で現場制作しました。


1993(平成5)年度
開館10周年記念 黒田清輝と藤島武二展

会期 平成5年10月30日(土)−11月28日(日)
主催 稲沢市・稲沢市教育委員会・稲沢市荻須記念美術館
助成 芸術文化振興基金

 開館10周年の記念展として、荻須が東京美術学校に入学した当時校長であった黒田清輝と、荻須の東京美術学校時代の恩師である藤島武二の二人の画業を回顧した展覧会です。
 黒田清輝(1866-1924)と藤島武二(1867-1943)は、共に日本近代洋画史上の巨匠とされる画家です。フランスで西洋画を学んだ黒田は、明治後半期に「外光派」を日本洋画壇にもたらし、「白馬会」を結成しました。彼は明治末期に「文部省美術展覧会」の開催を促し、大正13年に亡くなるまで日本の洋画壇に君臨しました。一方の藤島は、帰国した黒田に西洋画の手ほどきを受けながらも、世紀末美術やイタリア・ルネッサンス期の美術に触発されながら、独自の装飾的な画面をつくりあげました。そして、黒田と入れ替わるように晩年まで画壇に独自の地位を築きました。  彼らがもたらしたもの、つくりあげたものはいずれも、明治の開化期から徐々にではありますが浸透しつつありました個人主義の波と国家形成期の時代の波とのせめぎ合いから生まれています。そしてそれらは、日本の近代を通過するに際し、避けて通ることのできない課題でもありました。本展では、二人の画業を通してそのような日本洋画の近代化の問題の一端を検証しようと試みました。


1994(平成6)年度
企画展 いなざわ公募展最優秀賞受賞作家展

会期 平成6年10月1日(土)−10月23日(日)
主催 稲沢市・稲沢市教育委員会・稲沢市荻須記念美術館

 稲沢市では、荻須記念美術館の開館を機に稲沢市の文化芸術活動の活性化を図るために昭和59年から「いなざわ公募展」を開催しており、全国から質の高い作品が応募されました。
 そこで、最優秀賞受賞作家の奨励と、今後のいなざわ公募展の発展を願って、第10回までの最優秀賞受賞作品を一堂に集めるとともに、各作家の新作も併せて紹介しました。
 出品作家は、洋画が大宮達男氏、野村とも子氏、林喜久子氏、戸田圭介氏、桜井康司氏、野田龍二氏、堀部勝枝氏、有村隆雄氏、中野百合子氏の9名、日本画が木村友彦氏、毛利いわ子氏、白井久義氏、吉川覚逸氏、市川薫氏、数馬直子氏の8名、書が杉浦寿美氏、河合翠月氏、永田峰亭氏、吉川蘇水氏、日比逸朗氏、吉田美影氏、八木彩花氏、小澤佳路氏の8名です。


1995(平成7)年度
INAZAWA・現在・未来展B
イメージの森

会期 平成7年10月28日(土)−11月26日(日)
主催 稲沢市・稲沢市教育委員会・稲沢市荻須記念美術館
助成 芸術文化振興基金

 現代の美術を紹介する展覧会として開催するINAZAWA・現在・未来展の第3回目。
 過去、歴史は男性中心に作られてきました。そして、それは「遠近法」的視点の導入によって強固に形作られてきました。今、その社会が行き詰まり、その視点の絶対性が揺らいでいます。そこで複数の視点を導入することで、視点を固定化された位置から解き放ち、相対化するときにみえてくるものは何か。この展覧会では、他者の視点、或いはメディアによるイメージの揺らぎ、そして見ることの相対性を問う作品を展示し、現代社会のひずみについて考察した展示をしました。
 出品作家としては、太郎千恵蔵氏、大野佐紀子氏、草間弥生氏、設楽知昭氏、廣田緑氏、平林薫氏の各氏で、近作を中心に展示しました。


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