市指定文化財 理趣経版木
縦24.3~24.7cm、横70.6~82.5cm、厚3.4~3.8cm。
理趣経は7世紀末から8世紀はじめ頃に完成し、不空によって、ほぼ763年から771年の間に訳されたものとみられている。
本版木は桜材を用い、4枚の表裏計8面に1行17字あて彫刻されている。現在框は新しいものに変っているが、蝕損は少なく、奥書によって永正17年に正順房が願主となり、空純房が書写したことが知られる。性海寺蔵文安元年版につぐ遺品である。
- 名称
- 理趣経版木(リシュキョウハンギ)
- 文化財区分
- 市指定文化財
- 種別
- 歴史資料
- 時代
- 永正17(1520)年
- 員数
- 4枚
- 管理者
- 萬徳寺(マントクジ)
- 地区
- 小正
- 所在地
- 稲沢市長野三丁目
- 指定・登録日
-
昭和57年11月1日指定
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