市指定文化財 久治イチョウ
約170年前、現当主の5代前が黄葉を楽しむために、自宅の庭にイチョウの木を2本植えたと伝えられる。その息子が収穫したギンナンを「久治」として名古屋市場へ出荷し、その実が大きく高値で売れたことから、山崎地区で評判となり、その穂木が広まった。現在は、2本のイチョウのうち、1本は台風で倒れ、本樹のみが残っている。北西方向に大きく傾いているが、樹勢はすこぶる良い。祖父江町山崎地区で「久寿」(「久治」)のブランド名で生産されるギンナンの原木として広く認知されている樹木である。
- 名称
- 久治イチョウ(キュウジイチョウ)
- 文化財区分
- 市指定文化財
- 種別
- 天然記念物
- 員数
- 1樹
- 管理者
- 個人
- 地区
- 祖父江
- 所在地
- 稲沢市祖父江町山崎上屋敷
- 指定・登録日
-
平成22年9月1日指定
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