市指定文化財 モッコク
南:樹高 9.8m、胸高園1.5m、枝幅 8m、北:樹高14.6m、胸高囲1.6m、枝幅10m。
モッコクは、関東地方の南部から西と四国、九州、沖縄などに自生する常緑樹で、広く庭木として栽植される。葉は厚く皮質で、鋸歯はなく倒卵形である。互生であるが、枝端に集まって着くので輪生状となり、夏に長い花柄のある白花を開く。果実は球形あるいは楕円体で熟すと濃赤色の種子を出す。材はち密で堅く重い。(比重0.8)
神明社にある2本の巨樹のうち南側のものは主幹が上方で枯れてなくなっているが、地表約3mのところで2本と、約6mのところで3本の太い枝がでている。北側の木は拝殿のすぐ西にあり、南側のものより幹はやや細いが、10数本の枝がでて樹勢は良好である。北側の木には落書も見られるが、いずれも巨樹であり、天然記念物にふさわしいものである。
- 名称
- モッコク
- 文化財区分
- 市指定文化財
- 種別
- 天然記念物
- 員数
- 2樹
- 管理者
- 神明社(シンメイシャ)
- 地区
- 千代田
- 所在地
- 稲沢市福島町
- 指定・登録日
-
昭和60年8月1日指定
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