市指定文化財 クロマツ
※枯死に伴い、令和3年3月24日付けで指定解除となります
海岸の砂浜や崖の上に広く自生するが、しばしば庭に植えられる。ア力マツと違って葉太く先にふれると痛い。俗にクロマツを雄松、ア力マツを雌松というが、マツは雌雌同株で雌雄木の区別はない。先端に本年の雌花その下に本年の雄花が着く。時にはその下に昨年の雌花(若い松かさ)更に下に一昨年の雌花(古い松かさ)が着くことがある。本樹の長年の風雪に耐えた雄姿は「稲沢市の木」の代表としてふさわしい。地上2mのところから両側に幹がほぼ水平に伸び、その先が3本に分かれて上へ伸びる。北面の樹皮には古木に特有の地衣類や着生ゴケがついている。
- 名称
- クロマツ
- 文化財区分
- 市指定文化財
- 種別
- 天然記念物
- 員数
- 1樹
- 管理者
- 大松保存会
- 地区
- 明治
- 所在地
- 稲沢市一色中屋敷町
- 指定・登録日
-
昭和59年11月1日指定
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