市指定文化財 鉄造護摩炉
総高20.7cm、口径26.7cm。この護摩炉は息災炉の形式に属するが、鍔の上に文様を飾らず素文式とし、また尾垂釜のごとく鍔の側面を垂直に折り曲げて厚みをもたせることなどに特色がある。また鍔部の側面を一巡する陽鋳銘があって、江戸時代の寛永7年に製作され、当院に寄進されたことや、施主をはじめとする関係者名や願意のほどもうかがわれ、寺に密着した資料性があり、形式と来歴の両面から注目される品である。
- 名称
- 鉄造護摩炉(テツゾウゴマロ)
- 文化財区分
- 市指定文化財
- 種別
- 工芸品
- 時代
- 寛永7(1630)年
- 員数
- 1口
- 管理者
- 無量光院(ムリョウコウイン)
- 地区
- 大里西
- 所在地
- 稲沢市中之庄町
- 指定・登録日
-
昭和50年4月1日指定
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