市指定文化財 木造楾及び耳盥
耳盥 高14.5cm、口径34.5cm、楾 高17cm、胴(最大径)17.5cm
慶安4年に当寺へ施入され、以後潅頂用具として伝襲されてきた一具。両者とも大・小二種の金粉を用いて、葡萄の蔓・葉文を蒔絵であらわすが、大葉や葡萄の房は絵梨子地、小葉は金の平蒔絵、更に葉脈を針書するなど、桃山時代に流行した高台寺蒔絵の手法が随所にみられ、江戸時代初期蒔絵の特色をよく示している。
- 名称
- 木造楾及び耳盥(モクゾウミズツギオヨビミミダライ)
- 文化財区分
- 市指定文化財
- 種別
- 工芸品
- 時代
- 江戸
- 員数
- 1対
- 管理者
- 萬徳寺(マントクジ)
- 地区
- 小正
- 所在地
- 稲沢市長野三丁目
- 指定・登録日
-
昭和50年4月1日指定
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