市指定文化財 絹本著色阿弥陀如来像(福仙寺)
縦 95.3cm 横 36.7cm。
本図は、方便法身尊形といわれるもので、蓮華座上に正面向きに立って、右手は胸前に上げ、左手は垂下し、ともに第1指と第2指を捻ずる来迎印(真宗では摂取不捨印という)を結んだ阿弥陀如来の独尊立像で、仏身は金色身で、着衣の条葉や蓮弁の筋には截金を使用し、頭部には群青で賦彩する。頭光からは弥陀の四十八願になぞらえた48本の光芒が上下左右に放たれる。
本願寺第九世実如から永正4年大和国葛下郡庄別所に下附されたものである。福仙寺への伝来経緯などは明らかでないが、当市に残る方便法身尊形として最古のものである。
- 名称
- 絹本著色阿弥陀如来像(ケンポンチャクショクアミダニョライゾウ)
- 文化財区分
- 市指定文化財
- 種別
- 絵画
- 時代
- 永正4(1507)年
- 員数
- 1幅
- 管理者
- 福仙寺(フクセンジ)
- 地区
- 下津
- 所在地
- 稲沢市陸田本町
- 指定・登録日
-
平成6年11月1日指定
平成22年:保存修理
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