市指定文化財 絹本著色薬師三尊十二神将像
縦100.1cm、横38.5cm。薬師如来は、東方浄土の浄瑠璃世界に対して衆生の現世利益を司る仏で、脇侍として日光・月光菩薩を配する。眷属の十二神将は、分身とする守護神で、薬師の十二大願を護持するとも、昼夜十二時、四季十二月に絶えず衆生を守るともいわれる。
天蓋の下、画面中央に二重円光背を背負い、蓮華座上に坐す金色身の薬師如来像を大きくあらわし、台座の両脇に日光・月光の脇侍、その左右に六体ずつの十二神将を配する。画幅裏に天明3年の修理銘がある。制作は室町後期と考えられる。
- 名称
- 絹本著色薬師三尊十二神将像(ケンポンチャクショクヤクシサンゾンジュウニシンショウゾウ)
- 文化財区分
- 市指定文化財
- 種別
- 絵画
- 時代
- 室町
- 員数
- 1幅
- 管理者
- 広幢寺(コウドウジ)
- 地区
- 下津
- 所在地
- 稲沢市下津二本杉町
- 指定・登録日
-
昭和63年11月1日指定
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