市指定文化財 絹本著色毘沙門天像

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ページID1002978  更新日 平成31年1月29日

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写真:絹本著色毘沙門天像

縦79.5cm、横32.3cm。毘沙門天は、仏法を守護する四天王の一員として北方に居を構え、また十二天の一員として北方を守護する役割を負うが、随一単独でも信仰を受けた。そのため毘沙門天像の画幅の例は少なくないが、ほとんどは吉祥天と善賦師童子を脇侍とした像である。
本図は、一面十臂の毘沙門天像で、脇侍に吉祥天と善賦師童子を従え、左足で夜叉を踏みつけ、右足を上げて立つ。手は胸前で如来拳印を結び、右手には刀・輪宝・矢・宝棒、左手には宝塔・弓・索・童子の頭髪をもつ珍しい画像である。その出典は明らかでないが、室町中期の作例と考えられる。

名称
絹本著色毘沙門天像(ケンポンチャクショクビシャモンテンゾウ)
文化財区分
市指定文化財
種別
絵画
時代
室町
員数
1幅
管理者
禅源寺(ゼンゲンジ)
地区
稲沢
所在地
稲沢市稲葉一丁目
指定・登録日

昭和62年11月2日指定

  • 平成9年:保存修理

このページに関するお問い合わせ

教育委員会事務局 生涯学習課 文化財グループ
〒492-8269
愛知県稲沢市稲府町1番地 本庁舎3階
電話:0587-32-1443
ファクス:0587-32-1196