市指定文化財 絹本著色十三仏図
縦101.7cm、横38.3cm。十三仏は亡者の中陰や年忌を修するとき本尊とする十三体の仏・菩薩・明王のことである。
現行の初七日不動明王から三十三回忌虚空蔵菩薩に至る十三仏は、室町時代の極くはじめに成立したものと考えられている。それ以前にも十三仏は存在しているが、不動明王から阿弥陀如来の十仏は一定していても、他の三仏が全部大日如来にあてられたり一定していない。この画像は、左下隅の不動明王から漸次蛇行しながら上昇し、最上段の虚空蔵菩薩に至るように配置され、いずれも坐像で描かれ室町時代後期の制作と想像される。
- 名称
- 絹本著色十三仏図(ケンポンチャクショクジュウサンブツズ)
- 文化財区分
- 市指定文化財
- 種別
- 絵画
- 時代
- 室町
- 員数
- 1幅
- 管理者
- 安楽寺(アンラクジ)
- 地区
- 大里西
- 所在地
- 稲沢市奥田町
- 指定・登録日
-
昭和50年4月1日指定
- 平成9年:保存修理
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