市指定文化財 絹本著色両界曼荼羅図(安楽寺)

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ページID1002974  更新日 平成31年1月29日

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写真:絹本著色両界曼荼羅図

各縦143cm、横130cm内外。一般に流布している弘法大師請来の現図系曼荼羅であるが、画面の比率が縦長となっており、こうした傾向は14世紀以降の特徴である。諸尊の図像は、細部の持物にいたるまで的確に描写されていて、写し崩れが少なく、描線は抑揚をもたせずに伝統的な仏画の手法で描写されている。しかし、諸尊の姿態の描線はのびやかさに欠け、型式化が認められて、その制作は室町時代初期頃と考えられる。

名称
絹本著色両界曼荼羅図(ケンポンチャクショクリョウカイマンダラズ)
文化財区分
市指定文化財
種別
絵画
時代
室町
員数
2幅
管理者
安楽寺(アンラクジ)
地区
大里西
所在地
稲沢市奥田町
指定・登録日

昭和43年10月1日指定

  • 平成7年:保存修理

このページに関するお問い合わせ

教育委員会事務局 生涯学習課 文化財グループ
〒492-8269
愛知県稲沢市稲府町1番地 本庁舎3階
電話:0587-32-1443
ファクス:0587-32-1196