市指定文化財 絹本著色蓮如上人像
縦94.6cm、横37.9cm。本願寺第八世の蓮如は、その生涯に本願寺の社会的な基礎を形成し、数多くの御文章を作成して宗義を民衆化し、独自の教化活動を展開したことで著名である。この画像は蓮如が高麗縁の畳に斜左向きに坐し、両手で念珠を爪操る姿に表現されていて、その顔貌には蓮如の50代の張り切った様子がうかがえる。画幅の右に蓮如上人、上部に教行信証の序の中からとった讃文を入れ、画幅裏の貼紙墨書から、慶長11年に本願寺第十二世の教如から下附されたことが知られる。
- 名称
- 絹本著色蓮如上人像(ケンポンチャクショクレンニョショウニンゾウ)
- 文化財区分
- 市指定文化財
- 種別
- 絵画
- 時代
- 室町
- 員数
- 1幅
- 管理者
- 阿弥陀寺(アミダジ)
- 地区
- 下津
- 所在地
- 稲沢市下津町
- 指定・登録日
-
昭和50年4月1日指定
- 平成元年:保存修理
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