市指定文化財 木造獅子狛犬
獅子は、高さ54.4cm、前後の長さ34.3cm、肩幅21cm、狛犬は、高さ(角を含む)54.9cm、前後の長さ37cm、肩幅23.5cm。いずれも桧材の寄木造で、像の表面を彩色で覆う。獅子狛犬の構造は、体部の背中と腹部の2材を前後でつなぎ合わせ、不足する部分の部材を継ぎ足すことが一般的だが、本像では体部を4材でつなぎ合わせ、頭部を別材で作るなど細かな木寄せが特徴である。製作時期は、寄木の方法や、たてがみ・両耳・体勢・体色を獅子・狛犬で形を変えることなく、口の開閉のみの違いであることから今から約450年前の室町時代後期から桃山時代にかけてと推定される。
- 名称
- 木造獅子狛犬(モクゾウシシコマイヌ)
- 文化財区分
- 市指定文化財
- 種別
- 彫刻
- 時代
- 室町
- 員数
- 1対
- 管理者
- 尾張大国霊神社(オワリオオクニタマジンジャ)
- 地区
- 小正
- 所在地
- 稲沢市国府宮一丁目
- 指定・登録日
-
平成27年11月1日指定
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