市指定文化財 金銅勢至菩薩立像

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ページID1002933  更新日 平成31年1月29日

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写真:金銅勢至菩薩立像

像高32.7cm、宝冠をいただき、その正面に光背を付した水瓶が線彫りされている。胸前に左手の掌を仰ぎ、右掌をこれに合わせる印相は、善光寺式弥陀三尊の脇侍中の一躯であり、その像高も流布する大方の例に等しい。原型は木型で、体の両側で前後の型を合せたものと思われる。
温雅な相好からみてもその制作は鎌倉後期のものである。
これらは一光三尊の形をとり、雲文を散らした大ぶりの光背を負い、三尊が臼型の蓮座に立つもので、その典型的な例は、やや時代は降るが性海寺本堂に本尊として安置されている。

名称
金銅勢至菩薩立像(コンドウセイシボサツリュウゾウ)
文化財区分
市指定文化財
種別
彫刻
時代
鎌倉
員数
1躯
管理者
観音寺(カンノンジ)
地区
稲沢
所在地
稲沢市松下
指定・登録日

昭和50年4月1日指定

このページに関するお問い合わせ

教育委員会事務局 生涯学習課 文化財グループ
〒492-8269
愛知県稲沢市稲府町1番地 本庁舎3階
電話:0587-32-1443
ファクス:0587-32-1196