市指定文化財 木造千手観音菩薩立像
像高112.2cm。寄木造で、眼は彫眼、全身に漆箔が施されている。宝髻を結い、天冠台を被る。宝髻上に仏面一面、地髪上に菩薩面十面を配する。手(腕)は正面に4本、合掌手・宝鉢手をあらわし、両脇からは前列6本、中列7本、後列8本の計38本がみられる。一部は後補であるが、本体は平安時代の後期(12世紀後半)の制作で、稲沢市内では3番目に古い彫刻である。また、中世以前までさかのぼる唯一の千手観音像である。
- 名称
- 木造千手観音菩薩立像(モクゾウセンジュカンノンボサツリュウゾウ)
- 文化財区分
- 市指定文化財
- 種別
- 彫刻
- 時代
- 藤原
- 員数
- 1躯
- 管理者
- 長福寺(チョウフクジ)
- 地区
- 平和
- 所在地
- 稲沢市平和町下三宅
- 指定・登録日
-
平成25年11月1日指定
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