市指定文化財 山門(性海寺)

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ページID1002920  更新日 平成31年1月29日

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写真:山門

主柱間11.7尺程の薬医門、来由記に「己未之年営作総門」とあって、延宝7年の建立である。時代を反映して相当華やかな絵様が用いられている。主柱は円柱で唐居敷上に立ち、女梁と男梁の間に挟まれて冠木長押がとりつき、妻の方へ長く延びる。冠木長押上で柱は細められ粽がつき、その柱に挟まれて男梁上に板蟇股が置かれる。柱の上部で妻の板蟇股を挟む手法は棟門に用いられる方式であるが、薬医門に適用しているのは珍しく、古風な手法の名残りと考えられる。

名称
山門(サンモン)
文化財区分
市指定文化財
種別
建造物
時代
江戸
員数
1棟
管理者
性海寺(ショウカイジ)
地区
稲沢
所在地
稲沢市大塚南一丁目
指定・登録日

昭和50年4月1日指定

  • 昭和58年:保存修理

このページに関するお問い合わせ

教育委員会事務局 生涯学習課 文化財グループ
〒492-8269
愛知県稲沢市稲府町1番地 本庁舎3階
電話:0587-32-1443
ファクス:0587-32-1196