重要文化財 輪宝羯磨獅子蒔絵戒体箱
総高13.5cm、縦35cm、横14cm。甲盛蓋・角丸の長方形黒漆塗戒体箱で、印篭蓋造。下部は箱の請座を象って床脚とするが、この部分は金銅装とし、上下框と束で区分した羽目板には金銅覆輪の格狭間を透し、その内面は金銅の鏡板を嵌装している。外面は黒漆に金の平蒔絵で、蓋表には中央に輪宝その両脇に羯磨文を配している。身は姿態の異る六頭の獅子を左から右に疾駆させる。鎌倉時代における蒔絵戒体箱唯一の事例として注目される。
- 名称
- 輪宝羯磨獅子蒔絵戒体箱(リンポウカツマシシマキエカイタイバコ)
- 文化財区分
- 重要文化財
- 種別
- 工芸
- 時代
- 鎌倉
- 員数
- 1合
- 管理者
- 萬徳寺(マントクジ)
- 地区
- 小正
- 所在地
- 稲沢市長野三丁目
- 指定・登録日
-
大正4年3月26日指定
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