重要文化財 楼門
三間一戸楼門、入母屋造桧皮葺。正面三間側面二間とし、上層縁の腰組斗きょうと三手先、上層斗きょうを尾垂木、支輪、小天井つきの三手先斗きょうにするのは、楼門の最も普遍的な形式である。
この楼門は、年代をおさえる特色ある材料に乏しく、頭貫の木鼻しかないが、応永二十六年の造営に擬してよさそうである。上層は正保2年に改造されているが、柱盤をすえて円柱を立て、内法貫、頭貫を通し、頭貫端木鼻を出す。正背面中央間には両脇に板小壁を入れて幣軸をめぐらし板扉を両開きにする。
- 名称
- 楼門(ロウモン)
- 文化財区分
- 重要文化財
- 種別
- 建造物
- 時代
- 室町
- 員数
- 1棟
- 管理者
- 尾張大国霊神社(オワリオオクニタマジンジャ)
- 地区
- 小正
- 所在地
- 稲沢市国府宮一丁目
- 指定・登録日
-
昭和30年6月22日指定
- 昭和33年:解体修理
- 平成元年:屋根葺替
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