重要文化財 鎮守堂
一間社流造、桧皮葺、桁行1.8m、梁間1.5mの小社である。社殿の建立は棟札によって享禄3年であることが知られる。
石垣で囲った土壇上に立ち、主屋を前後に二分して前半を開放にし、後半との境に三口の戸口を設けている。壁は横板を柱に溝をつくり落とし込んだもので、漆喰を塗る。背面では正面の三扉に応じて三分割され、境に細い竪木を入れる。三方に縁を廻らし、後端に脇障子を立て、正面に木階七級、前に浜縁を設ける。屋根は桧皮二重軒付、棟に箱棟をのせる。
- 名称
- 鎮守堂(チンジュドウ)
- 文化財区分
- 重要文化財
- 種別
- 建造物
- 時代
- 室町
- 員数
- 1棟
- 管理者
- 萬徳寺(マントクジ)
- 地区
- 小正
- 所在地
- 稲沢市長野三丁目
- 指定・登録日
-
昭和33年5月14日指定
- 昭和35年:解体修理
- 平成2年:屋根葺替
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