県指定文化財 理趣経板木
縦26.7~27.3cm、横103.6~104.5cm、厚2.5cm。
用材は桜材を用い、4枚の表裏計8面に1行17字あて彫刻されている。第二面の末尾の4行と第三面の頭首4行が重複しているから計216行である。現在框はすべて欠失しているが、本文は一部を蝕損している他は完全で、奥書によって文安元年に願主性海寺第二十一世良昌等空が一門の援助を受けて開版したことが知られる。この理趣経版木は勧請の句から合殺まで残っているものとしては、現存最古のものである。
- 名称
- 理趣経板木(リシュキョウハンギ)
- 文化財区分
- 県指定文化財
- 種別
- 歴史資料
- 時代
- 文安元(1444)年
- 員数
- 4枚
- 管理者
- 性海寺(ショウカイジ)
- 地区
- 稲沢
- 所在地
- 稲沢市大塚南一丁目
- 指定・登録日
-
平成11年9月10日指定
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