県指定文化財 木造阿弥陀如来坐像(禅源寺)

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ページID1002887  更新日 平成31年1月29日

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写真:木造阿弥陀如来坐像

像高137.2cm、桧材、寄木造、螺髪彫出、彫眼、衲衣をつけ、定印を結び、右足を外にして趺坐する。
螺髪の粒は平安末の作例と比較するとやや大きく、両眼のみひらきが強く、まなじりが切れ上り、目鼻だちは男性的にきびしい。両頬も固く引締り、両耳の耳朶が外方に反るのも力強いものがある。像は鎌倉前期にさかのぼる半丈六像の好例で、作者はそのころの慶派の作風を学んだ仏師の一人であり、この大容をみごとにこなしえた作技は凡手のものではない。

名称
木造阿弥陀如来坐像(モクゾウアミダニョライザゾウ)
文化財区分
県指定文化財
種別
彫刻
時代
鎌倉
員数
1躯
管理者
禅源寺(ゼンゲンジ)
地区
稲沢
所在地
稲沢市稲葉一丁目
指定・登録日

昭和60年11月25日指定

  • 平成16・17年:保存修理

このページに関するお問い合わせ

教育委員会事務局 生涯学習課 文化財グループ
〒492-8269
愛知県稲沢市稲府町1番地 本庁舎3階
電話:0587-32-1443
ファクス:0587-32-1196