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あしあと

    段ボールコンポスト(二号機)の記録

    • [更新日:]
    • ID:1997

    平成27年3月9日に段ボールコンポスト講座を行いましたが、講座終了後、環境センター事務所玄関にて段ボールコンポストの実験を開始しました。段ボールコンポスト講座を受講された方の参考になればと思います。

    3月10日(段ボールコンポスト制作)

    今回の講座の講師を務めた二名により、実験を開始しました。

    写真:作成した段ボールコンポスト
    写真:完成した段ボールコンポストの中の様子

    3月13日

    キャベツの千切りを投入しました。気温が上がらず、生ごみを分解する微生物の活動が鈍いのかあまり分解されません。

    写真:キャベツの千切りを投入した様子

    3月20日

    白菜や昆布等、鍋を作る時にでた生ごみを投入してみました。白菜の芯はそのままだと分解されにくいのでスコップで細かく切りました。また、今回は分解されにくいと言われている卵の殻も実験的に投入しました。

    写真:白菜の芯などの生ごみを投入している様子
    写真:卵の殻を投入している様子

    4月1日

    パンかじゃがいものかたまりに白いカビが発生していました。白カビが生えるのはうまく発酵している証拠だそうです。カビが見えなくなるようによくかき混ぜます。土が乾いていたため、水を入れました。

    写真:カビが生えている様子

    4月9日

    緊急時の食料として備蓄していたレトルトのお米を投入してみました。なお、お米の賞味期間は半年ほど過ぎていました。皆さんの家にも賞味期間が過ぎた保存食はありませんか。

    写真:レトルトのご飯を投入した様子

    4月13日

    カレーと目玉焼きを作ったので、その際に発生した玉ねぎ・じゃがいもの皮、卵の殻を投入しました。玉ねぎの皮は抗菌作用があり、段ボールコンポストでは分解されにくいと聞いたことがあります。

    写真:玉ねぎ・じゃがいもの皮などを投入した様子

    4月14日

    冷蔵庫で眠っていた賞味期間が1年以上過ぎたマヨネーズを入れてみました。マヨネーズはカロリーの高い油なので、微生物が活発となり、土の温度が上がるといいのですが…。

    写真:マヨネーズを投入した様子

    4月15日

    寒い日が続いているので、うまく土の温度が上がりません。微生物の発酵を助けるために、賞味期間が1ヶ月ほど過ぎた納豆を投入してみました。

    写真:納豆を投入した様子

    4月20日

    白いカビが全体に生えてきました。マヨネーズの影響でしょうか。白いカビが発生することはいいことのようなので、引き続きかき混ぜます。

    写真:全体にカビが生えている様子

    4月21日

    土日に食べた果物をメインに生ごみを入れます。少し入れすぎでしょうか。スコップで細かくしてかき混ぜます。

    写真:たくさんの生ごみを入れた様子

    4月22日

    段ボールがふやけてきたため、引っ越しを行いました。中身(基材と生ごみ)はそのまま引っ越し先の段ボールに移します。段ボールがふやけたのは水の入れ過ぎが原因でしょうか。生ごみを毎日入れていれば、水やりは不要だそうです。

    写真:ふやけた段ボール
    写真:中身を移し替えている様子

    4月23日

    段ボールの土壌の温度が上がらないので、日光浴をさせてみることとしました。カバーを被せてあるので、直射日光は防げます(直射日光(紫外線)には微生物の殺菌作用があります)。土壌の温度が上がるか(微生物が活発になるか)は不明です。

    写真:段ボールを日に当てている様子1
    写真:段ボールを日に当てている様子2

    4月24日

    通常の生ごみに加え、花びらと少量の枝を投入しました。分解はうまくされるでしょうか。。

    写真:生ごみと花びらを投入した様子

    4月27日

    土日をはさみましたが、今日も生ごみを入れます。投入する生ごみがバナナや卵の殻など同じようなものになりがちです。24日に入れた花びらはまだ残っていました。

    写真:バナナや卵の殻などを投入した様子

    4月30日

    今日も生ごみを投入します。生ごみを素手でさわるのに慣れてきました。

    写真:生ごみを投入した様子

    5月1日

    今日は普段の生ごみの他に、えのきをカットして不要になった部分を投入します。生ごみに含まれる水分のためか段ボールの土壌がだいぶ湿気ってきました。

    写真:普段の生ごみとえのきの不要部分を投入した様子

    5月7日

    ゴールデンウィークが明け、左の画像の様な状態となりました。もやしのような芽が数カ所から出ています。今日も生ごみを投入し、全体をよく混ぜました。

    写真:基材(土壌)の様子
    写真:生ごみを投入し混ぜている様子

    5月11日

    段ボールコンポスト初号機と比べると、土壌の温度がなかなかあがりません。そこで、通常の生ごみに加え、最終兵器の使用済み天ぷら油を250mlほど投入しました。油はカロリーが高いので、カロリーの高い物を好む微生物が活発に働くようになるハズです。

    写真:生ごみと使用済み天ぷら油を投入している様子
    写真:250mlの使用済み天ぷら油を入れた様子

    5月13日

    段ボールコンポストにかけていたお手製カバー(シャツ)がベタベタにぬれていました。微生物が油で活発になり、生ごみを分解する際に蒸気が大量に発生したためと推測します。やはり油の力は偉大でした。手で土壌を触ってみると、35℃ぐらいあるように感じました。また、朝一でかき混ぜると湯気が確認できました。今日も油を250ml程投入します。

    写真:カバーのシャツが濡れている様子
    写真:微生物が活発になった土壌に生ごみを投入した様子

    5月14日

    今日も普段投入する生ごみに加え、天ぷら油を250ml程投入します。微生物が活発になっており、段ボールコンポストを開けた際の熱気がすごいです。土壌は13日に引き続き35℃ぐらいあるように感じました。また、生ごみと油に加え、庭になっていた梅の実を入れます。

    写真:普段の生ごみと梅の実を投入した様子

    5月15日

    今日はいちごのヘタ・パイナップルの皮・ミカンの皮・バナナの皮などの果物から出る生ごみと天ぷら油500ml程を投入しました。段ボールコンポスト(二号機)を開始して2ヶ月以上経過したので、今日で生ごみの投入を終え、1カ月間の熟成期間に入ります。

    写真:いちごのヘタなど果物から出る生ごみを投入した様子

    5月20日

    熟成させる期間に入ったため、生ごみは投入しておりませんが、一日一回はかき混ぜています。混ぜる際に若干アルコールの匂いが感じられました。アルコール発酵しているのでしょうか。(もちろん、お酒は入れていません。)現時点で段ボールコンポストの中に分解されずに残っている生ごみは、卵の殻と植物の種とたまねぎの皮です。中でもたまねぎの皮は目立ちます。

    写真:土壌の様子(5月20日)
    写真:残っている玉ねぎの皮

    5月25日

    熟成中のため、引き続き、生ごみを投入せずにかき混ぜだけ行っています。段ボールコンポストを混ぜていたところ、中からチキンの骨が出てきました。骨は分解されにくいようです。たまねぎの皮も残っていました。

    写真:残っていたチキンの骨

    6月17日

    約1カ月間の熟成期間を終えました。堆肥を見てみると、卵の殻や、抗菌作用が強いたまねぎの皮、枝などの繊維部分が分解されずに残っています。ですが、肥料としての質に問題ありません。(腐葉土に葉が少し残っているようなものです。)
    園芸用の土と段ボールコンポストでできた堆肥を約3:1の割合で混ぜることにより、植物の育成に使えます。皆さんも段ボールコンポストで生ごみから肥料を作ってみませんか。

    写真:完成した堆肥1
    写真:完成した堆肥2

    堆肥完成品は環境センター玄関に一定期間設置予定です。環境センターにみえた際は、手で触ってみてください。

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    稲沢市役所 経済環境部 資源対策課 循環推進グループ 

    愛知県稲沢市中野川端町74

    電話: 0587-36-0135 ファクス: 0587-36-3709

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